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地震による災害が発生した場合の一例
地震・津波はいつ起こるか予測ができません。
津波の人的被害を軽減するには、一人ひとりが、「自らの意志」により「素早く避難行動をとる」ことが重要となってきます。
そのため、市では市民のみなさんに、津波警報などの正確な情報を伝え、素早い避難ができるよう、様々な対策を行っています。
※南海トラフ巨大地震のような巨大地震に対する備えについては、こちらから御覧ください。
津波は震源が沿岸に近い場合は地震発生から津波来襲までの時間が短いことから、少しでも早く避難する必要があります。
気象庁の警報や市からの避難指示の発令を待たずに、各自が自主的かつ速やかに近くて高い指定緊急避難場所へ避難しましょう。
地震・津波などの自然現象すべてを予測することは未だ不可能であり、想定を超える津波が起きる可能性も否定できません。
そのため、たとえば津波指定緊急避難場所よりも、より高い場所に避難できる場合は、そこへ避難するなど、「想定」にとらわれず、その時にできる「最善の努力」を行いましょう。
各地域に地震発生時の指定緊急避難場所があります。
あらかじめ、避難場所と避難場所までの経路を確認しておきましょう。
⇒延岡市指定緊急避難場所・指定避難所一覧[PDFファイル/1.09MB]
延岡市では、津波による各地域の浸水深や津波の指定緊急避難場所を掲載した津波ハザードマップを作成しています。
詳しくは、冊子又はこちらを御覧ください。
⇒延岡市指定緊急避難場所・指定避難所一覧[PDFファイル/1.09MB]
万一、学校や職場で津波が起きた場合に、各自避難できるよう、施設の周囲、通勤通学路・よく行く場所の近くにある避難場所をハザードマップで確認。
また、危機が去ったあと、家族全員無事に再会できるよう、安否確認の方法や集合場所などを普段から話し合っておきましょう。
ハザードマップで避難場所を確認したら、家族そろって実際に歩き、避難場所までのルートがいくつあるか、危険な箇所がないかなど事前に確認しておきましょう。
家屋の倒壊や家具の転倒で命を落とす、または避難できなければ、津波から避難もできません。また、普段の生活に必要なものを非常用の食料を併せて準備し、すぐに持ち出せる準備をしてきましょう。
なお、条件などの詳しい内容や申し込み方法は建築住宅課までお問い合わせください
Tel.0982-22-7023
頭を打てば人は致命傷を負うことや、目が傷つけば失明したり、頸(くび)筋の太い血管が傷ついたら大量に出血してしまうおそれがあります。
強い揺れを感じたらカバンや上着などで頭を守りましょう。
ガラスや外壁、看板といったさまざまなものが破片となって降ってくる可能性があります。
地震の揺れに驚いて、あわてて外に出ると、家の瓦などが降ってくることもあるので、注意をしましょう。