本文
令和4年台風14号において延岡市では、死者1名、住家被害710棟(令和5年3月末時点)の被害が発生しました。
この被災を受けて、改めて延岡市の災害対策本部の運営を始めとする災害対応等について検証する必要があると考え、「台風14号における災害対応等に関する検証委員会」(委員長:九州保健福祉大学 川崎順子教授)を組織し、本市の災害対応の問題点や課題の抽出を行うとともに、市民の避難行動や避難行動要支援者への対応なども含めた課題をふまえ、今後の改善策の方向性を検討し議論した結果として、この度、「令和4年台風14号対応検証報告書」を取りまとめました。
本市としても、近年の気候変動の影響等により、今後も想定を上回る異常災害が発生する懸念もあるほか、災害は異なるが、南海トラフ巨大地震等の発生にも備えていく必要もあり、「安心・安全なまちづくり」をめざすため にも、今後の防災対策につなげていくため、この報告書の結果を踏まえて、「アクションプラン」を策定したところです。
なお、「アクションプラン」については、広く市民の皆様のご意見をお聞きするため、今後パブリックコメントを実施する予定としています。
令和4年台風14号接近時の対応のほか、台風通過後の片付けなどの復旧対応を対象とし、以下の項目としました。
(1)延岡市の災害対応(防災体制の移行状況等)
(2)防災情報・災害情報の発信
(3)延岡市民の避難行動
(4)避難行動要支援者への対応
(5)受援体制
(6)被災後の対応
令和4年台風14号対応検証報告書 [PDFファイル/4.26MB]
区長および民生委員アンケート分析集 [PDFファイル/11.3MB]
福祉専門職アンケート分析集 [PDFファイル/7.76MB]
検証報告書で示された上記の検証項目それぞれを、3段階(実態の整理、検証・課題、今後の改善方向)で整理し、以下のとおりアクションプランを策定しました。
「アクションプラン~安全安心なまち、のべおかを目指して~」 [PDFファイル/575KB]