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市議会では、市政における様々な課題を独自に調査研究し、市当局に対して「新たな政策づくりや、これまでの政策の改善などを求める」提言を行うために「政策提言議員協議会」を設けています。
平成27年度は、協議会を計19回開催し、市長との意見交換も行うなど、提言に向けた協議を進めてきました。
3月28日に議会を代表して上田美利議長らが市長に対し、次の項目について、提言を行いました。
保育期間の延長により、幼児教育の一層の充実が図られること、また、第2子、第3子の保育料が半額または無料に該当しやすくなることで、多子世帯の金銭面の負担軽減が図られることから、「公立幼稚園における3年保育」を実施すること。
市内における保育士・幼稚園教諭確保のため、「(仮称)子どもの城を活用した保育士の資格取得講座の開設」など、資格者・免許取得者の増加を図る施策を行うこと。
また、市外在住者に対する求人情報の提供、保育士・幼稚園教諭等に特化した就職説明会及び就業体験の開催など、潜在保育士の掘り起こしや市外からの人材確保を図ること。
高齢者や障がい者等の利便性向上を図るため、市内各スポーツ施設のバリアフリー化及び「男女各1基以上の洋式トイレの整備」、「和式トイレへの手すりの整備」を推進すること。
特に、洋式トイレが未整備の勤労者体育センター、大武体育館、北方勤労者体育センター、北浦体育館については、早急に洋式トイレの整備を行うこと。
新たな大会・合宿の誘致や熱中症対策を推進するため、市民体育館以外にも空調整備が必要であることから、まずは、合宿可能な宿泊施設が隣接し、観客席や空調設備の配管が整備されている北川体育館に導入し、その他の体育館についても順次検討すること。