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土砂災害に備え、延岡市では、土砂災害警戒情報が出ていなくても、市域に大雨警報(土砂災害)や線状降水帯のおそれなどが発表され、土砂災害の危険性が高まったとき、災害警戒本部や災害対策本部が設けられていなくても「優先開設避難場所」を開設します。
概要は以下のとおりです。
指定緊急避難場所のうち、災害発生の恐れがある段階で、いち早く開設される避難施設を「優先開設避難場所」として新たに設けることとしました。
この「優先開設避難場所」は、全ての避難場所の準備ができていなくても、先行して市民の皆様が避難できます。
土砂災害警戒情報が出ていなくても、市域に大雨警報(土砂災害)や線状降水帯のおそれなどが発表され、土砂災害の危険性が高まったとき、災害警戒本部や災害対策本部が設けられていなくても「優先開設避難場所」を開設します。
以下の13施設を「優先開設避難場所」とします。この内容は、「広報のべおか6月号」とあわせて市民の皆様へ配布しています。
※これらに加え、必要に応じて、延岡市役所及び三北総合支所への一時避難についても対応します。
延岡市では、昨年10月22日の想定外の豪雨災害を踏まえ、これまで片田敏孝東京大学大学院特任教授のご指導のもと、区長連絡協議会会長や消防団長、民生委員児童委員協議会会長等、関係者による「想定外の災害における災害対応策等に関する検討会」(委員長:川崎順子九州医療科学大学教授)で今後の対応を検討してきました。
その結果、同検討会の本年3月の報告を受け、警戒レベルに関わらず、災害発生の恐れのある段階で、どなたでもすぐに避難できる「優先開設避難場所」を新設することとしましたので、以下のとおり発表します。
あわせて、警戒レベル3「高齢者等避難」とは「避難指示の前のお知らせ」という意味ではなく、「高齢者等でない方も避難指示が出るまでに避難する」という意味であることを市民の皆様に広く周知してまいります。(「避難指示が出てから避難」という認識を改めていただくよう周知啓発を行ってまいります。)