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令和6年度 延岡市空き家活用モデル事業業務委託の経過報告(3)塗装ワークショップについて
0.令和6年度 モデル事業のこれまでについて
このホームページにおいては、令和6年9月27日(金曜日)に行われたプロポーザルにより選定された「空き家活用のモデル案」について経過報告していきます。
(1)事業概要およびプロポーザルの募集要領についてはこちらから
(2) 第1弾 イベント(解体ワークショップ)開催報告についてはこちらから
1.イベント(塗装ワークショップ)開催状況
(1)講師紹介
今回は塗装を行うということで、塗料会社の松山塗料商事株式会社さんより2名の方にお越しいただきました。
左:山根製作所(株)
中央・右:松山塗料商事(株)
また、塗装ワークショップイベントと同日開催で行っておりました、リノベ相談会の相談員としても(株)コノハナさんにお越しいただきました。
(2)開催状況
塗装の工程は大きく分けて、
- 下地処理
- 下塗
- 中塗(上塗1回目)
- 上塗(上塗2回目)
の4工程が一般的となっています。
今回は、「1.下地処理」と「2.下塗」を事前に行い、「3.中塗」を行う工程となっています。
道具の使用方法説明
今回、使用する道具はローラーと刷毛です。
刷毛で、細かい部分や天井と壁面の境目などを塗ります。
ローラーで、面積の大きい部分を塗っていきます。
ローラーは、塗料が均一に広がりやすく、施工が容易なのが特徴です。
塗料の混ぜ合わせ
使用する塗料は、改修後に求められる特性(耐候性や耐湿性など)や色味やツヤなどのように仕上げイメージから選定していきます。
今回使用する塗料は、主剤と水を混ぜ合わせて使用するタイプのものになります。
混ぜ合わせの目安としては、少しずつ水をいれ、塗料の粘性を見ながら、施工しやすそうな塗料になるまで混ぜ合わせるのがコツとのことでした。
粘性がありすぎても、塗料がひろがりづらく、
水分が多すぎても、壁面から塗料が垂れて施工しずらくなるということでした。
塗装開始
まずは刷毛で、細かな部分を塗り、
次に、ローラーで面積の広い部分を塗っていくときれいに塗れます。
みなさんローラーで、一斉に塗装を開始しています。
高いところや天井は、柄を付けたローラーで塗ります。
配管の近くなど細かい部分を刷毛で塗装します。
塗装完成
4面あった壁面のうち、3面は無事塗装を完成させることができました。
思った以上に力仕事で、1時間ほどの作業時間でしたが、西面の壁面については、完成はできませんでした。。
みなさん少しお疲れ気味です。
お片付け
塗料は固まりやすいものも多く、刷毛などをそのままにすると使えなくなってしまいます。
使い終わったら、水につけ置きしておきましょう。
最後に・・・
今回、塗装ワークショップイベントを行った会場は、延岡でモノづくりを行う方を応援する美術館に生まれ変わります。
企画提案者である山根製作所(株)の山根さんより企画意図や美術館のイメージについて説明を行って頂きました。
↑宮崎ものづくり美術館内観イメージ
2.イベント(塗装ワークショップ)開催概要
(1)開催日時
令和7年2月9日(日曜日)13:00~
(2)開催場所
山下町二丁目2番地8(仮称:宮崎づくり美術館)
(3)タイムスケジュール
(13:00~13:30) 受付・集合
(13:30~14:00) 塗装方法・工具説明
(14:00~15:30) 塗装ワークショップ
(15:30~15:45) 「宮崎づくり美術館」とは何か?
※リノベ相談も、イベント中に随時受け付けます。
(4)定員
(塗装ワークショップ) 10組程度
(5)準備物
汚れてもいい服装でお越しください。
(6) 問い合わせ先
山根製作所株式会社 担当 中村
Tel:080-1775-6207
Mail:[email protected]