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延岡市は、東京オリンピック・パラリンピックに向けて、ドイツとミャンマーを相手国とするホストタウンに登録されています。ホストタウンコラムでは、両国をより知ってもらうため、ホストタウンの取り組みや両国の文化などをシリーズで紹介します。
ドイツはスポーツが盛んで、国内では約2,800 万人がスポーツクラブの会員です。競技種目では、体操やテニス、射撃、乗馬、ハンドボール、陸上が人気で、中でも最も人気がある種目はサッカーです。
ドイツのプロサッカーリーグ「ブンデスリーガ」は海外でも人気で、ブンデスリーガのチームに日本代表チームの選手も数人所属しています。
シーズン中には延べ1,000 万人以上の観客がスタジアムで試合を見るなど、サッカーで盛り上がります。
ミャンマーでもサッカーは人気種目です。プロサッカーリーグ「ミャンマーリーグ」では、元Jリーガーの日本人選手が活躍しています。また、1966 年、1970 年には、男子代表チームがアジア大会で優勝しています。
ミャンマーではサッカーのほか、1,000 年以上の歴史がある国技「チンロン」も人気。チンロンは、藤で作られている球を地面に落とさずに蹴り続けながら、200 種類以上あるアクロバティックな技を次々に繰り広げる「けまり」のようなスポーツです。スポーツとして親しまれているほか、仏塔の祭りで披露されたり、見せ物としてショーが行われたりと、国民に広く愛されています。
― Myanmar Chinlone Federation 提供 ―