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延岡市は、東京オリンピック・パラリンピックに向けて、ドイツとミャンマーを相手国とするホストタウンに登録されています。ホストタウンコラムでは、両国をより知ってもらうため、ホストタウンの取り組みや両国の文化などをシリーズで紹介します。
ドイツでは、各地でさまざまな祭りが行われており、人口6,000 人以下の小さな村にあるカルテンベルク城では、中世の祭り「カルテンベルク騎士祭」が開催されています。カルテンベルク騎士祭では、中世風のマーケットやパレード、中世の道化師や魔女に扮した人の演奏などが行われます。メインイベントは、世界で一番規模が大きい「騎士のショー」です。100 人以上の中世騎士たちが、迫力あるショーを披露します。また、カルテンベルク城では、王室の醸造所で作られる最高級のビールを飲むことができます。
ミャンマーで一番大きな祭りは、ミャンマーの新年(4月中旬)に4、5日間かけて行われる「ティンジャン」と呼ばれる水掛け祭りです。ミャンマーの正月に合わせて、新年を迎える祭りで、各地で行われます。特にミャンマー第2の都市マンダレーの水掛けの様子は迫力があります。水を掛けてはいけない人(僧侶や尼僧、高齢者、仕事中の郵便配達員など)には水を掛けないなどの文化を守りながら、子どもだけではなく、大人も互いに水を掛け合って祭りを楽しみます。