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延岡市は、東京オリンピック・パラリンピックに向けて、ドイツとミャンマーを相手国とするホストタウンに登録されています。ホストタウンコラムでは、両国をより知ってもらうため、ホストタウンの取り組みや両国の文化などをシリーズで紹介します。
日本の学校教育でよく使われている鍵盤ハーモニカの構造は、1957 年にドイツにあるホーナー社という楽器メーカーが最初に開発しました。ドイツでは鍵盤ハーモニカはメロディカと呼ばれています。日本では1960 年代頃から輸入販売が始まり、その後国産の鍵盤ハーモニカが普及しました。
ミャンマーの民族楽器の一つにサウン・ガウというハープがあります。ビルマ語で「曲がった弦楽器」という意味で、形状は小さい船に似ています。現在のサウン・ガウは16弦が張られ、弦を右手で弾き、左手で弦に留めている房紐を押さえながら音を調整します。