本文
365日安心できる小児診療体制維持のために「私たちができること」
皆さんができること
医師から信頼される受診マナーを地域で築き上げれば、現在の小児診療を支えてくださっている医療関係者たちの負担が軽減されるだけでなく、新たな小児科の小児科医着任にもつながり好循環が生まれることとなります。
1.病気の予防をしよう!
予防接種を受けましょう!
予防接種を受けていれば、感染症の予防および重症化を防止することができます。
皆さんが予防接種を受けることで、その病気の流行防止につながります。
市が独自に補助している予防接種(4月より実施)
- 水痘(水ぼうそう)、おたふくかぜ、B型肝炎が助成の対象となります。
予防接種を受けていれば、感染症の予防および重症化を防止することができます。
皆さんが予防接種を受けることで、その病気の流行防止につながります。
2.受診を迷った時は
こども救急医療ガイド入手方法
- 延岡市健康管理センターで配布
- 「子ども救急医療ガイド」からダウンロード
救急医療ダイヤルを利用しよう!
ガイドブックにない症状などで判断の付かない場合は、無料で看護師や医師に相談できる、上記ダイヤルを活用しましょう!
3.受診の際には
発熱の場合は体温測定
子どもの症状はすぐに変化していきます。
発熱の場合はまず体温を測って状態を把握し、受診時に病院へ報告してください。
説明できる人が付き添う
子どもの症状や様子、食事の状況、飲ませた薬やワクチン接種歴などを把握しておきましょう。
病院へ持っていくもの
- 健康保険証
- 乳幼児医療受給資格証
- お薬手帳
- 母子健康手帳(予防接種状況の確認)
処方された薬の服用を途中でやめていませんか?
子どもの救急来院の多くに、病状が落ち着いたからと処方された薬の服用を途中でやめてしまい、症状を悪化させるケースもあるそうです。薬の服用管理は、保護者がしっかりと実施しましょう。
通常の診療時間に済ませよう
- アレルギーの検査
- 紹介状作成のための受診
- 健康診断や予防接種
夜間急病センターや日曜・祝日在宅当番は緊急性のある診療を行うために設けられています。
このような依頼は通常の診療時間に!
感謝の気持ちを忘れずに受診
これまで「宮崎県北の地域医療を守る会」さんが行っている、ありがとうノートやカレンダー作りに参加して知り合ったお母さんたちとの情報交換などで、地域医療の現状を知りました。
これからは、病気に対する知識をつけるなど自分たちができることを考えながら子どもの成長を見守っていきたいです。
それから受診する際は医療機関の皆さんに感謝の気持を忘れずに伝えたいです。
『せんせい、ありがとう』と伝えることは、誰にでもできることですからね。
役立ちます救急医療ダイヤル
先日、2歳の娘が夜中に何度もおう吐しました。とても心配で夜間診療を受診しようかと迷った時、市が始めた救急医療ダイヤルを思い出しました。
電話をして、お出になった担当の看護師さんに症状を説明すると「様子を見ながら次の日にかかりつけ医を受診しましょう」とアドバイスしてくれました。
とても優しく対応してくれたので、あの時は本当に安心しました。
新規開業支援
新規開業への取り組みを支援しています。
延岡市では医師不足を解消し、地域医療体制を強化するため、市内に医療機関を開業する際に、新規開業に要する資金の一部(500万円)を補助しています。
また、小児科の開業には、1,000万円を補助します。その他の加算措置もあります。
これらの支援により平成21年度~25年度の5年間で3件の新規開業がありました。
お願い:皆さんのお知り合いに医療関係者がいらっしゃいましたら、この開業補助制度の周知にご協力をお願いします。