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市県民税の計算例

印刷ページ表示 更新日:2021年11月30日更新

>市・県民税

家族構成

延岡 太郎(本人) 妻:花子(40歳) 子:一郎(21歳) 子:次郎(15歳)

※妻子は収入がなく、妻は身体障害者手帳3級を持っている。

 収入

  • 給与収入 3,500,000円

 控除

  • 社会保険料    200,000円
  • 生命保険の支払額 100,000円(旧契約の一般生命保険料)
  • 医療費の支払い     180,000円(保険金での補てん:20,000円)

1.所得金額を求めます。

給与収入:3,500,000円→給与所得:ア2,370,000円・・・給与所得の算出方法はこちら

2.所得控除額を求めます。

所得控除について、詳しくはこちら

医療費控除180,000円-20,000円-100,000円=60,000円
社会保険料控除:200,000円(支払金額)
生命保険料控除:35,000円(支払額が7万円を超えるため限度額)
障害者控除:260,000円(普通障害)
配偶者控除:330,000円(一般配偶者)
扶養控除:450,000円(特定扶養1人)※16歳未満の年少扶養者は所得控除がありません。
基礎控除:430,000円


所得控除合計:イ1,765,000円

3.課税所得金額(ア-イ)を求めます。

課税所得金額:2,370,000円-1,765,000円=ウ605,000円

4.税額控除前の所得割額(ウ×税率)を求めます。

市民税:605,000円×6%(税率)=エ36,300円
県民税:605,000円×4%(税率)=オ24,200円

5.税額控除を求めます。

人的控除額の差:290,000円(障害者控除10,000円 配偶者控除50,000円 扶養控除180,000円 基礎控除50,000円)
ウ<200万円で、人的控除額の差:290,000円<ウより、

市民税 調整控除額:290,000円×5%×3/5=カ8,700円
県民税 調整控除額:290,000円×5%×2/5=キ5,800円

6.税額控除後の所得割額を求めます。

エ-カ=36,300円-8,700円=27,600円

オ-キ=24,200円-5,800円=18,400円

7.均等割を加算します。

市民税:27,600円+3,500円=31,100円

県民税:18,400円+2,000円=20,400円

 

よって市・県民税の年税額は、31,100円+20,400円=51,500円になります。