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慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究所及び延岡市による 地域創生における研究開発に関する連携協力協定の締結について
昨今、地域が抱える様々な課題を解決し、持続可能な地域づくり及び地方創生に取り組むうえで、ビッグデータやAI等、新たな技術の活用の重要性はこれまで以上に高まっています。
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科附属システムデザイン・マネジメント研究所(以下、「SDM研究所」)は、システムデザイン・マネジメント(*)についての先端的・実践的研究・教育成果を広く社会に還元することを目的として2008年に発足した研究所であり、同研究所の「未来社会共創イノベーション研究室」では、持続可能な社会、都市のレジリエンス、都市・地域の脱炭素化、ビッグデータやAIの活用等の研究に取り組み、自治体や企業等との連携による社会実装研究を推進しています。
こうした中、SDM研究所の未来社会共創イノベーション研究室と延岡市との連携を図り、延岡市の安心・安全な社会を実現するとともに持続可能な社会を実現するため、多様性に応じ、地域特性を活かしたまちづくり及び地域創生を推進することを目的として連携協定を締結しました。
*システムデザイン・マネジメント・・・技術システムの設計から社会システムの構想提言まで、大規模・複雑で不確定要素の多いあらゆるシステムを創造的にデザインし、確実にマネジメントするための学問体系およびその実践を表します。
○協定項目
- 脱炭素環境都市実現に向けた研究開発及び社会実装に関すること
- 医療や防災分野をはじめとした行政等課題解決に向けた「空飛ぶクルマ」を活用した先進サービスの開発、構築ならびに社会実験及び導入に関すること
- SDGs等に関する人材の育成に関すること
- 延岡市の都市システムデザインに関すること
- その他、本協定の目的を達成するために必要な事項に関すること
◯協定締結式
日時 令和3年12月27日(月曜日)9:45~10:45
場所 延岡市役所7階 議会大会議室
出席者
- 慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科附属
システムデザイン・マネジメント研究所
所長 西村 秀和 (リモート参加) - 慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 教授
未来社会共創イノベーション研究室
代表者 山形 与志樹(リモート参加) - 延岡市長
読谷山 洋司 - 延岡市副市長
山本 一丸 - 延岡市副市長
中間 弘 - 延岡市議会議長
本部 仁俊