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延岡城周辺の駐車場管理システム・表示板等整備事業について
記者会見動画・資料
詳しくは、こちらの動画と資料をご覧ください。
歴史・文化ゾーン内駐車場管理システム・看板等整備事業 [PDFファイル/5.19MB]
発表概要
延岡市議会における7月1日(金曜)の6月補正予算の採決において、市が提案した補正予算のうち延岡城・内藤記念博物館の完成に伴う交通渋滞対策等としての駐車場管理システム及び満車空車表示板等整備事業予算については、議会側がそれを除いた予算案を可決したため、事実上否決されました。
この予算案は、現在においても図書館周辺の駐車場が満杯になることが多い上、狭い道路に市外・県外の車が入り込むことなどを考えると、そして、県北初の国の公開承認施設(国宝などが展示できる施設)を目指す「延岡城・内藤記念博物館」が今年9月23日にオープンする上、今年中に野口遵記念館がオープンし、またPark-PFI事業により城山北側の駐車場内に古民家風カフェが来年6月に完成することなどを考えると、交通渋滞による地域の方々の生活や周辺の事業者の方々の事業に及ぼす影響を最小限にとどめるために、一日も早く成立させる必要があります。
また、一昨日(7月2日(土曜))関係区長の方々と意見交換を行いましたが、区長の方々からも一日も早い整備を求める意見が多く出されたところであります。
さらに、整備には約2億9,340万円かかることが見込まれますが、その整備により完成後の毎年の管理費は年間約649万5千円でおさまる見込みであるのに対し、人員による誘導策を行うと年間約9,000万円かかることが見込まれることから、先々の財政負担を考えると、このシステムや表示板等を整備するほうが財政負担は相当少ないことになります。
そのため、今後市としては、今月または来月中に再度臨時議会を招集し、再度予算案を提案したいと考えております。