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当選人はどうやって決まる?

印刷ページ表示 更新日:2021年8月1日更新

1.得票数が多ければ当選人なの?

選挙が終われば当選人が決まります。この当選人は得票が多いことだけで決まるのでしょうか?
当然ながら最多得票数の候補者を当選人とするわけですが、単に最多得票数を獲得しただけでは当選人とはなりません。その得票数が、有効投票総数の一定の割合に達している必要があります。
一定の割合は選挙によって異なり、次のとおりです。

選挙名 当選人となる得票数の要件
衆議院小選挙区選出議員 有効投票総数の6分の1以上
参議院選挙区選出議員 有効投票総数を選挙区の議員定数で割った数の6分の1以上
地方公共団体の議会の議員 有効投票総数を選挙区の議員定数で割った数の4分の1以上
地方公共団体の長 有効投票総数の4分の1以上

※衆議院及び参議院の比例代表の当選人の決定方法は『比例代表選挙の当選人』をご覧ください。

2.一定の得票数がない場合は?

市長選挙において、候補者が5人で、全員が同じくらいの得票であった場合には、誰も有効投票総数の4分の1以上を得票できない場合があります。このような場合は再選挙を行わねばなりません。また、地方公共団体の議会の議員の選挙でも、上記の得票数に達する候補者が定数に満たないために欠員が生じる場合が起こりえます。ただし、県議会議員選挙では選挙区での欠員数が二人以上の場合、また市議会議員選挙では欠員数が定数の6分の1を超えた場合に再選挙を行います。

3.得票が同数のときは?

このようにして当選人が決まりますが、市長選挙で最多得票数の候補者が二人以上いる場合や、市議会議員選挙で最下位当選者となる候補者が二人以上いる場合は、くじで当選人を決定することになります。