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土砂災害から身を守る
土砂災害は予測することが困難な災害です。
そのため、危険な場所や前兆現象などの情報を参考に、自らの判断で避難できるように備えておくことが重要です。
特に「土砂災害警戒情報」が市内に発表された場合、土砂災害が発生する確率が非常に高まっている状況ですので、早めの避難を心掛けてください。
土砂災害と前兆現象
土砂災害には次の3つの種類があり、多くは災害発生前に前兆現象があります。
前兆現象に気付いたり、危険を感じたりしたときは、早めに避難しましょう。
土石流
山腹や川底の石、土砂が長雨や集中豪雨などによって一気に下流へ押し流される
前兆現象
- 山鳴りが聞こえる
- 立木が裂ける音や石がぶつかり合う音がする
- 腐った土の臭いがするなど
がけ崩れ
斜面の地表に近い部分が雨水の浸透や地震などでゆるみ、突然、崩れ落ちる
前兆現象
- がけにひび割れができる
- 小石がパラパラと落ちてくる
- 湧き水が止まる・濁る
- 地鳴りがするなど
地すべり
斜面が地下水の影響と重力で、ゆっくりと斜面下方に移動する
前兆現象
- 地面がひび割れ、陥没する
- がけや斜面から水が噴き出す
- 樹木が傾く
- 亀裂や段差が発生するなど
危険な場所を確認しておく
土砂災害のおそれがある場所は、あらかじめ知ることができます。
土砂災害の恐れのある土砂災害警戒区域などは、市のホームページや「洪水・土砂災害ハザードマップ」で確認しておきましょう。
※ 避難経路や指定緊急避難場所もあわせて確認しましょう!
↠土砂災害警戒避難区域等(県庁/砂防課ページへのリンク)<外部リンク>
情報を得る手段
雨が降り始めたら、土砂災害警戒情報や雨量の情報に注意しましょう。
- ホームページ、Facebook
- 災害情報メール
- 防災行政無線 (北方、北浦、北川地区)
※ この他、災害時にはFM のべおか(88.6メガヘルツ)やケーブルテレビ(111ch)でも情報を発信します。
避難の方法
状況に合わせた避難方法
立ち退き避難
自宅から、近隣の安全な場所や指定緊急避難場所まで移動する。
屋内安全確保
指定緊急避難場所への避難が危険な場合は、その時点に居る建物内の上階など、より安全な部屋へ移動する。
非常持出品の準備
食料や飲料水、常備薬、懐中電灯、携帯ラジオなどの非常持出品を日頃から準備しておき、避難するときには持参しましょう。