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これからの 公共施設のあり方を考える ~第3回~

印刷ページ表示 更新日:2021年8月1日更新

~第3回~公共施設の更新費用はどのくらい?

第1回、第2回の復習

市では、市が持つ公共施設の適切な保有量や配置を目指していくために「公共施設維持管理計画」を作りました。

これまで大量に整備してきた公共施設は老朽化が進んでおり、これから一斉に改修や建て替えの時期を迎えます。

限られた予算での施設の更新、維持管理が課題となっています。

公共施設のうち、多くの建築施設が改修や建て替えの時期を迎えているみたいだけど、このままだと、今後どのくらいの費用がかかるの?

今後10年間の建築施設の改修や建て替え費用の見込み額は、1年あたり約71億円と試算されています。

総務省「公共施設等更新費用試算ソフト」による試算の画像

総務省「公共施設等更新費用試算ソフト」による試算

インフラ施設の維持や更新にかかっている費用や、これからの見込みはどうなっているの?

過去5年間に、道路や橋梁などのインフラ施設(上下水道を除く)の維持や更新にかかった費用は、1年あたり約16.1億円でした。

今後10年間の年平均費用は、約42.2億円と試算されているので、これまでの約2.6倍の費用が見込まれています。

本当にこのまま何もしないとお金がかかるんだね。

そうなんです。予算にも限りがあるので、施設のスリム化や有効活用を計画的・効率的に行っていく必要があります。

まとめ

公共施設の更新費用は、ますます増え続けるため、このままだと他の行政サービスに支障をきたすおそれがあります。

将来にわたり、必要な行政サービスを行うため、施設のスリム化や複合化などの有効活用に取り組んでいく必要があります。

次回は、公共施設の維持・管理を今後どのように取り組んでいくかについてお伝えします。

延岡市公共施設維持管理計画の詳細は、こちらで見ることができます。

問合せ

企画課 施設経営係 Tel.22-7075