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令和7年度第26回若山牧水青春短歌大賞入賞・入選作品

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青春短歌大賞(5首)

部門 入賞作品 氏名 都道府県 自治体名 学校名 学年
小学生 風りんの音色を聞いてるだけなのに終わってしまう夏を感じる 野邉 小雪 宮崎県 延岡市 延岡市立緑ヶ丘小学校 6
中学生 水族館おそろいのデニム藍の色ガラスにうつるあいつとあのこ 山崎 芙実 京都府 京都市 京都市立旭丘中学校 1
高校生 たまに夜だいたいは朝わたくしは表情のある液体になる 森山 文結 宮崎県 延岡市 延岡学園尚学館高等部 2
大学生等 傷のない果実を選ぶ そのたびに私はわたしを好きになれない 肥喜里 穂歩 山口県 宇部市 放送大学 3
一般 まだ誰も知らないあなたを見たいからダイオウイカについて話すよ 宮本 七海 神奈川県 川崎市    

優秀賞(15首)

部門 入賞作品 氏名 都道府県 自治体名 学校名 学年
小学生 雨上がり小枝がまとううすごおり冬の朝日がきらめきおどる 志賀 優龍 愛知県 豊橋市 豊橋市立福岡小学校 6
見つけたよほらね先生ここここここトマトの赤ちゃんうわあ生まれた 川越 夢結 宮崎県 延岡市 延岡市立名水小学校 2
帰りみちかさもわたしもぬれているどしゃぶりだけどちょっぴりスキップ 富高 梓 宮崎県 延岡市 延岡市立旭小学校 5
中学生 もう少し君といたいな放課後の自転車の影長くなる秋 竹内 欧輔 愛知県 名古屋市 名古屋市立神丘中学校 1
後ろから肩を叩かれ飛び起きる十二ページの六行目 仲岡 哲 広島県 広島市 広島市立牛田中学校 2
水平線月のひかりが溶けていく海のむこうにもうひとつの夜 土屋 陽菜乃 宮崎県 宮崎市 宮崎市立生目中学校 2
高校生 Jkになりきれてない私ってうまく割れない割り箸みたい 芦川 陽菜 秋田県 秋田市 秋田県立秋田北高等学校 1
「羅生門」で始まり「城の崎にて」で終える現国 春が巡った 井原 舜生 茨城県 水戸市 茨城県立緑岡高等学校 2
将来はわからないけどとりあえず塩素で置換クロロベンゼン 小川 櫂 宮崎県 延岡市 宮崎県立延岡高等学校 3
大学生等 字足らずのそんな私の青春が君に出会って字余りとなる 鈴木 歩 北海道 滝川市 國學院大學北海道短期大学部 1
ねぇやっぱ私にしてよ五歳から好きだし卵焼くの上手いし 谷口 真奈美 茨城県 筑西市 日本大学 3
君の背を背もたれにして爪を切る 家族に近い音がしている 小野 愛加 神奈川県 横浜市 明治大学 3
一般 これからは分からないけどとりあえず下書きを消す婚姻届 スピガ ファブリツィオ 埼玉県 北本市    
好きな日も好きじゃない日も結局はあなたといるという事が好き 末野 有理 東京都 港区    
並びつつ子が車道の方歩くなり昔恋人がしてくれしやうに 平戸 尚子 宮崎県 延岡市    

審査員特別賞 早稲田大学賞(3首)

部門 入賞作品 氏名 都道府県 自治体名 学校名 学年
坪内稔典 選 夏祭り二人並んで腰かける出そうで出ないラムネのビー玉 中邨 千穂 宮崎県 宮崎市 宮崎県立宮崎西高等学校附属中学校 3
永田和宏 選 岩塩が劈開に沿って割れていくわたしの気持ちはそうはいかない 遠藤 滴 宮城県 仙台市 宮城県仙台第二高等学校 1
永田 紅 選 これからはここにはキミはいないけど世界はたぶんきみにそっくり 竹田 大輝 宮崎県 延岡市 宮崎県立延岡青朋高等学校 1

審査員特別賞 九州医療科学大学賞(3首) 

部門 入賞作品 氏名 都道府県 自治体名 学校名 学年
坪内稔典 選 夏休み川をながめるだけなのになんか今日っていい日だったな 前田 星夢 宮崎県 延岡市 宮崎県立延岡星雲高等学校 1
永田和宏 選 花図鑑「如雨露」の文字に見惚れてるそんな私は矢張り文系 宮島 凛 福岡県 糟屋郡新宮町 福岡県立新宮高等学校 2
永田 紅 選 君だけのためのオノマトペ木洩れ日をうけて黒髪がきらめくときの 朝香 瑞希 京都府 京都市 京都大学 4

審査員特別賞 延岡高等学校同窓会賞(3首)

部門 入賞作品 氏名 都道府県 自治体名 学校名 学年
坪内稔典 選 鳥の巣が頭についているお父さんいつか鳥が卵をうむよ 黒木 理夢 宮崎県 延岡市 延岡市立西小学校 6
永田和宏 選 ピッチにて背番号だけ見つめてた出番のない日も青春だった 石橋 碧空 北海道 夕張郡長沼町 長沼町立長沼中学校 2
永田 紅 選 存在と時間の隙間に君がいて僕はまだ名をつけられずいる 門平 悠生 石川県 金沢市 金沢大学附属高等学校 2

審査員特別賞 若山牧水延岡顕彰会賞(3首)

部門 入賞作品 氏名 都道府県 自治体名 学校名 学年
坪内稔典 選 オットセイ水族館でさわったよつるつる丸い石ころみたいだ 吉田 菜々 宮崎県 日向市 日向市立東郷学園 5
永田和宏 選 君という輪郭ばかりを追いかけて僕のデッサンは余白がない 高岡 奈央 東京都 西東京市 日本大学第二高等学校 2
永田 紅 選 沈黙の合間に見える横顔が優しい人と結婚したい 太田 実来 神奈川県 横浜市 神奈川県立光陵高等学校 2

 第26回若山牧水青春短歌大賞佳作入選作品(小学生の部)

  入選作品 氏名 都道府県 自治体名 学校名 学年
1 カサカサと逃げ足速いカナヘビは茶色の体黄色のお腹 池田 希星 福岡県 糟屋郡宇美町 宇美町立井野小学校 4
2 進んでく波にはこばれゆらゆらとどこに行くかなわたしと浮き輪 倉原 佳乃 熊本県 熊本市 熊本市立隈庄小学校 5
3 なつのよるみずようかんがおいしいよプルンとゆれるすずしいきもち 鈴木 杏奈 宮崎県 日向市 日向市立塩見小学校 3
4 つぼ谷小牧水がいた小学校はい校聞いて悲しく思う 橋口 青弥 宮崎県 日向市 日向市立日知屋東小学校 5
5 にげ水さんどうしていつもにげてるのみんなに見せてきれいな水を 佐藤 匠真 宮崎県 日向市 日向市立日知屋東小学校 6
6 青い海つめたいなみがゆらゆらとせまってくるよいろんなたかさで 小出 瑠唯 宮崎県 日向市 日向市立日知屋東小学校 6
7 いぼがえるぴょんぴょんとんでかわいいなにひきなかよくぼくのてのうえ 草留 直希 宮崎県 日向市 日向市立東郷学園 1
8 夏の終わりベランダに来たお客さん名前はカブちゃんコクワガタだよ 下釜 のど花 宮崎県 延岡市 延岡市立延岡小学校 3
9 おわかれはしたくないよとさくらが言うだからみんなでまいあがるのさ 権藤 来実 宮崎県 延岡市 延岡市立旭小学校 5
10 特大の石を返すとアマガエルびっくりたまげたカエルはとんだ 安藤 美花 宮崎県 延岡市 延岡市立旭小学校 5
11 伝えたい五文字の言葉言えぬ日々明日がくれば明後日がくれば 生咲 陽菜 宮崎県 延岡市 延岡市立旭小学校 6
12 ともだちとプールに行こうなにしようだれをさそおういつものあの子 高平 咲来 宮崎県 延岡市 延岡市立南小学校 4
13 お父さんでっかいまぐろすしにしておなかいっぱいたべたいな 山本 岳 宮崎県 延岡市 延岡市立南小学校 4
14 不思議だな休み中と学校で時計のすすみちがって見える 和田 幸志郎 宮崎県 延岡市 延岡市立緑ヶ丘小学校 6
15 みーつけたうちのねこちゃんすきなばしょトランポリンの下のくらやみ 佐藤 妃莉 宮崎県 延岡市 延岡市立東小学校 2
16 今思うさびしき別れ告げたあと今でも同じ月を見ている 飯干 陽菜 宮崎県 延岡市 延岡市立東海小学校 6
17 お母さん天国で元気にくらしてますか短冊に書いて一番高く 古小路 由之介 宮崎県 延岡市 延岡市立川島小学校 4
18 ごんぎつね悲しかったよよく読むと青いけむりが心にのこる 三浦 心音 宮崎県 延岡市 延岡市立港小学校 4
19 コーカサスノコギリクワガタヘラクレスむしはかせになってつかまえたいな 三続  旺 宮崎県 延岡市 延岡市立南方小学校 1
20 ひまわりはうえをみているスズランはしたをみているどうしてだろう 芳本 光花 宮崎県 延岡市 延岡市立一ヶ岡小学校 5
21 Tr高千穂駅の列車待つ待合室のスプリンクラー 重黒木 章太郎 宮崎県 延岡市 延岡市立伊形小学校 5
22 夏休みえいが見ながら食べたいなうすしお味のポテトチップス 川島 彩華 宮崎県 延岡市 延岡市立東海東小学校 5

第26回若山牧水青春短歌大賞佳作入選作品(中学生の部)

  入選作品 氏名 都道府県 自治体名 学校名 学年
1 どうしても隠しておけないこの思い書き終わらない交換日記 鹿島 和奏 茨城県 筑西市 茨城県立下館第一高等学校附属中学校 2
2 イルカショーでてるイルカはまだ知らぬ自由に泳ぐイルカもいると 鈴木 明日香 茨城県 筑西市 茨城県立下館第一高等学校附属中学校 2
3 次に来る君の言葉を待っている欲しい言葉は「ごめんね」じゃない 桑子 左京 群馬県 伊勢崎市 伊勢崎市立殖蓮中学校 3
4 永遠に逃げていても怒られないピクトグラムを羨む深夜 渡邉 珠莉 群馬県 伊勢崎市 伊勢崎市立四ツ葉学園中等教育学校 2
5 二分ちょいズレてる針が長くする授業時間と私のあくび バダル フゼイファ 群馬県 伊勢崎市 伊勢崎市立四ツ葉学園中等教育学校 2
6 十円の溝に集った錆びたちも私と一緒で独りがきらい 鈴木 佑望 群馬県 伊勢崎市 伊勢崎市立四ツ葉学園中等教育学校 3
7 今日くらい倍速ボタン押さないでほんとのテンポで味わってみよう 井之上 菜乃香 埼玉県 さいたま市 浦和明の星女子中学校 2
8 花火あとスマホに残る笑い声スクロールしても戻らない夏 小林 すみれ 埼玉県 比企郡嵐山町 大妻嵐山中学校 1
9 既読にもならない画面もどかしい右下だけを見つめているよ 滝沢 美和 東京都 千代田区 千代田区立九段中等教育学校 2
10 プリクラを撮らなくなった私たち思い出ずっと心の中に 橋本 心菜 東京都 港区 渋谷教育学園渋谷中学校 3
11 言いすぎた言葉を拾いあつめれば明日はきっと気があうふたり 江間 愛 東京都 荒川区 荒川区立南千住第二中学校 2
12 砂浜につづく足跡波が消す何もなかったような静けさ 武田 梨花 東京都 江東区 江東区立深川第五中学校 2
13 水泳後数人ねむった五時間目風と塩素の香る教室 岩崎 祈里 東京都 大田区 大田区立東蒲中学校 2
14 私の手からプリン食べゆっくりと笑うじいちゃんすこしさみしい 新津 知声 東京都 新宿区 渋谷教育学園渋谷中学校 3
15 バスの中眠たい私を囲むのは静かに輝く<おります>ボタン 水沼 芽生 東京都 新宿区 学習院女子中等科 2
16 那覇の空満天の星さあ勝負家族で競う星座の名前 伊佐 陽菜 東京都 新宿区 学習院女子中等科 2
17 天空のスカイツリーは絶景で模型のような浅草の町 大河内 翔太 東京都 豊島区 豊島区立西池袋中学校 2
18 蝉の声薄まる麦茶焦げた父すするそうめん夏といったら 篠原 りの 東京都 町田市 町田市立成瀬台中学校 2
19 てのひらでとけた雪だけのこってるわけもなくたださみしくなった 菅 紘士郎 東京都 町田市 玉川学園中学部 2
20 海ひかり山かげうつる川しずか鮭のぼりくる城下町かな 八木 朝輝 東京都 町田市 玉川学園中学部 1
21 靴音が遠ざかるたび背を向ける校舎の影にまだ残る声 川渕 葵 東京都 町田市 玉川学園中学部 1
22 自転車で海まで走る夏の風とんねるぬけてまぶしい光 莫 心瞳 神奈川県 川崎市 川崎市立川崎高等学校附属中学校 2
23 前髪の2ミリの差には気づくのに君との距離はずっと平行線 湯川 眞帆 神奈川県 川崎市 渋谷教育学園渋谷中学校 3
24 人波に消える背中を花火照らし気づかぬ君と見る夏の空 荒井 那音 神奈川県 横浜市 横浜市立早渕中学校 2
25 ずるいよねふとした笑顔それだけで私の視線ひとりじめする 乙木 優凪 神奈川県 藤沢市 聖園女学院中学校 1
26 あと少し踏みだせなくて終わる夏風鈴だけが揺れていた午後 佐藤 めい 神奈川県 茅ヶ崎市 茅ヶ崎市立円蔵中学校 2
27 砂時計現在が一番デリケート過去も未来もどうだっていい 仲野 優乃 新潟県 上越市 上越市立城西中学校 2
28 届かない私の思い夢のままこのままずっと君にベゴニア 滝波 明心 岐阜県 岐阜市 岐阜市立岐阜清流中学校 2
29 居眠りをつついてくれるやさしさに眠い午後さえ少し楽しい 吉田 心優 岐阜県 賀茂郡川辺町 川辺町立川辺中学校 1
30 忘れたい恋に限って消しゴムでは消せないペンで描かれているね 川口 璃音 岐阜県 賀茂郡川辺町 川辺町立川辺中学校 1
31 分からないなぜ秋が過ぎ冬が来て季節は僕を置いていくのか 大澤 愛永 岐阜県 賀茂郡川辺町 川辺町立川辺中学校 3
32 放課後に何度も話す夢の数肩を並べて未来を笑う 高橋 なな未 岐阜県 賀茂郡川辺町 川辺町立川辺中学校 3
33 夏の声暑さを増やす蝉の声暑さが終わる蜩の声 内田 葉夕 静岡県 沼津市 加藤学園暁秀中学校 3
34 働かないアリにもいくつの需要ありやればやるほどいいわけじゃない 間渕 桜子 静岡県 磐田市 磐田市立竜洋中学校 2
35 線路には起点終点決まってるだけど僕たち分岐できるよ 中村 衛太郎 静岡県 磐田市 磐田市立竜洋中学校 2
36 きらきらと星の舞い散る夏の夜君の存在僕のシリウス 稲垣 和香 静岡県 磐田市 磐田市立竜洋中学校 2
37 三回も同じ話を聞いたけどなんか楽しく毎回笑顔 三浦 柑奈 愛知県 西尾市 西尾市立吉良中学校 2
38 となりの子いつもねていてしずかだねつんとつつけばすぐ起きるけど 甲斐 よつ葉 愛知県 西尾市 西尾市立吉良中学校 2
39 日本へと私の音を教えたいチューバの音はこんなにいいよ 植村 悠菜 愛知県 名古屋市 名古屋市立神丘中学校 1
40 クラス変え人の流れをかき分けて背伸びして見る僕らの名前 藤井 心花 愛知県 名古屋市 名古屋市立神丘中学校 1
41 そうめんが竹を流れて過ぎてゆくわたしの夏も速く流れる 虫本 詩歩 愛知県 名古屋市 名古屋市立神丘中学校 1
42 人々を引きうける君は太陽だ私は君にあこがれる月 福迫 昴 愛知県 名古屋市 名古屋市立神丘中学校 1
43 四季たちがバトンつなげば僕たちはまがりくねったレーンを走る 須藤 春陽 愛知県 名古屋市 名古屋市立神丘中学校 2
44 水しぶき光がきらりと跳ねている夏のかけらが手をふってる 宮内 萌石 大阪府 大阪市 大阪市立田辺中学校 2
45 雨の日に傘を忘れた君を見て漢字のように入れたいと思ふ 和田 結斗 大阪府 吹田市 吹田市立第五中学校 2
46 夕やけの車で渡る橋のうえ帰りたくない理由が増える 日高 空 大阪府 吹田市 吹田市立豊津西中学校 2
47 ひとことが何かをかえた気がしてて重い教室空だけ青い 堀田 優菜 大阪府 守口市 大阪国際中学校 2
48 雨の中母のあと追う少年は深夜にする宿題のようだ 平野 晴大 兵庫県 姫路市 姫路市立東中学校 2
49 友にだけ青春の風吹き荒れる僕のまわりはなぜだか無風 枝園 明彦 岡山県 岡山市 岡山大学附属中学校 2
50 なんだろう君のすがたを目で追うのこの感情が恋のはじまり 大重 匡 岡山県 岡山市 岡山大学附属中学校 2
51 悔しくてひとりで見上げる夜の空星はきれいで泣いてしまった 稲生 大夢 広島県 府中市 府中市立府中学園 8
52 部活の日部活いやだと言いながら部活の服にもうきがえてる 岡崎 光志 広島県 広島市 広島学院中学校 2
53 男子校しずかにできない単細胞みんなで笑うこれからもずっと 増田 蒼生 広島県 広島市 広島学院中学校 2
54 友の輪に入れぬ孤独の昼休み視線を恐れただ本を読む 西川 快 愛媛県 松山市 松山市立西中学校 2
55 ジョジョを見て日常生活影響が落ち着かせるため素数数える 山本 玲旺 愛媛県 松山市 松山市立西中学校 3
56 「黙っていてもわかる関係」と言うけれどたまに言葉が恋しくなるよ 廣滝 大地 福岡県 田川郡川崎町 川崎町立川崎中学校 2
57 となりにははなしかけたいそのひとがいるのにことばでてこないんだ 瀧口 凛 福岡県 大牟田市 大牟田中学校 2
58 三時すぎまちわびていた兄がいるうれしさあまりサイレントニャー 浅田 心愛 福岡県 久留米市 久留米市立明星中学校 2
59 満月の夜空に浮かぶ美しさあの道長も見たのだろうか 木山 太陽 熊本県 熊本市 熊本市立帯山中学校 2
60 「グーリーコ!」冬の夕空響く声いちばん最初に勝つのはだあれ 宮崎 瑞季 熊本県 熊本市 熊本市立帯山中学校 2
61 塾帰りふたつのライト十時半歌いながらのこの夜もすき 橋本 紗弥 熊本県 熊本市 熊本市立帯山中学校 2
62 面ありと審判の声鳴り響き一斉に上がる三本の旗 杉山 絢乃 熊本県 熊本市 熊本市立長嶺中学校 2
63 学校の歴史伝わる大木の落ち着く気配祖父母の如し 渡辺 遥海 熊本県 熊本市 熊本市立長嶺中学校 2
64 けしごむよ転がる先は彼のもとちいさく願う恋の落とし物 福山 來音 熊本県 熊本市 熊本市立長嶺中学校 2
65 家にあるもう使わないたくさんの2Bえんぴつどこかさびしい 有島 陽和 鹿児島県 鹿児島市 鹿児島市立城西中学校 1
66 教室に飛びこんできた赤い鳥夏の一幕小さな事件 横山 莉子 鹿児島県 鹿児島市 鹿児島市立星峯中学校 2
67 朝焼けに走り出したる影ふたつ未来はまだだ名前を持たず 河原 輝歩 鹿児島県 鹿児島市 鹿児島市立緑丘中学校 2
68 蝉しぐれ夢の続きを見るように昼のひかりにとける午後三時 遠矢 流泉 鹿児島県 鹿児島市 鹿児島市立坂元中学校 3
69 自転車で走っているとねこがいたねこをさけたらまたねこがいた 中村 隆誠 鹿児島県 鹿児島市 鹿児島市立坂元中学校 3
70 くちごたえするつもりなどないんだよわたしじしんもくるしんでいる 田代 笑梨 鹿児島県 鹿児島市 鹿児島市立西紫原中学校 2
71 少しだけきんちょうしてる息の音しか聞こえないスタートライン 坂元 翔和 鹿児島県 出水郡長島町 長島町立鷹巣中学校 1
72 放課後にB(ベー)の音でチューニング十六拍はきつすぎるって 松元 志音 鹿児島県 曽於郡大崎町 大崎町立大崎中学校 2
73 自習室僕の隣は予約席部活終わりの君を待ってる 牛牧 楓 宮崎県 宮崎市 宮崎学園中学校 1
74 大阪と宮崎県との相違点見つけるたびに楽しい旅行 川路 美衣奈 宮崎県 都城市 都城市立小松原中学校 2
75 ラムネ色ビンを傾け大空にかざしてみると空にこぼれた 藤北 紬希 宮崎県 都城市 都城市立西中学校 2
76 沖縄で疎開者講和を聞きました笑顔の中にとても深い傷 黒木 利臣 宮崎県 日向市 日向市立美々津中学校 3
77 はしゃぎあう何気ない日の思い出はカメラロールに残らないまま 稲澤 凛 宮崎県 延岡市 尚学館中学校 1
78 友と乗る電車の影に手を振れば淋しい私陰へと変わる 児玉 光 宮崎県 延岡市 尚学館中学校 2

第26回若山牧水青春短歌大賞佳作入選作品(高校生の部)

  入選作品 氏名 都道府県 自治体名 学校名 学年
1 本日も保健室登校してる人より長めのまばたきの君 田中 沙恵花 秋田県 秋田市 秋田県立秋田北高等学校 2
2 切断面きれいなんだね、みかんって。まだ僕たちは自分が主人公 村上 響 秋田県 秋田市 秋田県立秋田北高等学校 3
3 おそかった好きな人には好きな人大粒の雨天気は快晴 佐藤 彩楽 埼玉県 川口市 埼玉県立川口東高等学校 3
4 青春と呼ぶには少し曖昧で完成しない初夏の放課後 中村 向莉 千葉県 柏市 芝浦工業大学柏高等学校 1
5 鍵盤に手を置いたままキスをした 不協和音が思い出となる 金子 梨香 東京都 港区 渋谷教育学園渋谷高等学校 1
6 沖縄はいつもこちらを向いている握り拳に涙をたたえて 松本 ひなた 東京都 北区 駒澤大学高等学校 3
7 コンビニの冷たいボトル手を伸ばす都会の夏は無言のままで 山田 朱莉 東京都 新宿区 学習院女子高等科 2
8 LINE~♪ 通知がひとつ来ただけで今夜丸ごと君で埋まった 陳 赫凡 東京都 練馬区 早稲田大学高等学院 1
9 雑草と呼んでいた草をスギナだと教えてくれた君の下の名 森口 夕理香 神奈川県 横浜市 渋谷教育学園渋谷高等学校 3
10 いつもなら言わないこともカートへと納まっていく 母と買い物 柳原 萌々子 神奈川県 横浜市 神奈川県立光陵高等学校 2
11 呼吸にも点数がつくようなこの世界を泳ぐクジラになりたい 相模 奈緒 神奈川県 横浜市 神奈川県立光陵高等学校 3
12 図書館の窓が見ている夕焼けは少し私が映り込んでる 中西 菫 神奈川県 横浜市 神奈川県立光陵高等学校 2
13 抱いた猫が片っ端から眠ってくあなたはきっといい父になる 永井 穂果 神奈川県 横浜市 神奈川県立光陵高等学校 2
14 「自」の中は何段はしごを登ってもわたしになれない私のかたち 猪野田 涼奈 神奈川県 横浜市 神奈川県立光陵高等学校 3
15 だれよりも穏やかに笑うきみ今までたくさん手放してきたんだろう 津村 日奈子 神奈川県 藤沢市 慶應義塾湘南藤沢高等部 3
16 打ち上がる光の中にジャズが舞うドラムが刻む夏の余白を 木村 湊煌 三重県 津市 三重県立津高等学校 1
17 人に酔い海に逃れて眺むれば時を忘れる私は鯨 坂田 千洋 三重県 津市 三重県立津高等学校 2
18 私嫌いだ5時間目数学の授業で使う伸縮棒が 山林 柊介 大阪府 大阪市 大坂星光学院高等学校 1
19 夕星(ゆうつづ)と言われて空を見上げれば月と明星こんなに離れて 寺坂 隆成 大阪府 大阪市 大坂星光学院高等学校 1
20 行間が読めず何度も読み返すふと外見れば白雪が舞う 多田 悠太 兵庫県 尼崎市 西宮市立西宮高等学校 1
21 目は瞑るべきかな 手折られるときの花の心を勝手に思う 柏原 愛唯 広島県 尾道市 広島県立広島高等学校 2
22 長かった髪を切ったよ 人混みの中でもちゃんとまた見つけてね 池山 心望 徳島県 徳島市 徳島市立高等学校 2
23 理科ばかり下から読んでも理科ばかり僕の成績右肩下がり 下野 桜子 福岡県 糟屋郡新宮町 福岡県立新宮高等学校 3
24 その瞳私がうつる彼の目にどんな私も覚えていてね 寒竹 美音 福岡県 福岡市 上智福岡高等学校 3
25 出逢うにはまだ早すぎる汐風のイカ墨パスタと運命のひと 加藤 咲陽子 宮崎県 宮崎市 宮崎県立宮崎北高等学校 3
26 ドーナツの粉糖ぽろぽろこぼれます転校してった君のスカート 矢野 清礼 宮崎県 宮崎市 宮崎県立宮崎北高等学校 3
27 選べない夕日差し込む教室で一人過ごすか友と過ごすか 坂本 遥華 宮崎県 延岡市 宮崎県立延岡高等学校 1
28 最後だねそんな言葉がちらついて何気ない日が心に残る 甲斐 由菜 宮崎県 延岡市 宮崎県立延岡工業高等学校 3
29 夕空に響き渡るよ秋の声山のどこかに秋か来ている 甲斐 稜典 宮崎県 延岡市 宮崎県立延岡工業高等学校 3
30 蝉の死を踏まぬようして歩く道進路希望もまだ決められず 羽柴 有馬 宮崎県 延岡市 宮崎県立延岡星雲高等学校 1
31 上靴の砂利が一粒取れなくて単細胞になってみたくて 福島 彩乃 宮崎県 延岡市 延岡学園尚学館高等部 2
32 ラムネの瓶の底を覗いた冒険譚あなただけには語りたかった 上杉 胡太朗 宮崎県 延岡市 聖心ウルスラ学園聡明中学校・高等部 3

第26回若山牧水青春短歌大賞佳作入選作品(専門学校・短大・大学生の部)

  入選作品 氏名 都道府県 自治体名 学校名 学年
1 狂おしい、より僕たちにふさわしい形容詞を見つけに行こう 鮎沢 一樹 茨城県 つくば市 筑波大学 1
2 どれくらい離れたらこの恋愛に遠距離と名前がつくのだろう  薄井 里奈 栃木県 那須塩原市 上智大学 1
3  いつだってエンドロールを観ない君 僕の台詞はまだ来ていない 中村 友泉 千葉県 船橋市 早稲田大学 4
4 バスの窓に流れる景色サトウキビ南九州の秋はゆっくり 坂口 太朗 東京都 大田区 東京科学大学 4
5 車窓から景色を見ていたはずなのにいつしか僕を映す鏡に 高岡 大祐 東京都 西東京市 早稲田大学 4
6 碧空に人差し指で線描く 戦時の夏を思い浮かべて 横内 柚樹 長野県 松本市 松本大学松商短期大学部 2
7 教科書に溢れ流れる明朝体うろこ光らせ物語織る 小池 容太 京都府 京都市 京都府立大学 2
8 君の名を知らぬままでも良かったと思えるほどに青空だった 藤井 諒太 大阪府 大阪市 摂南大学 6
9 脱線してからがほんとの会話とか言ってあなたが夜空を走る 野村 隆志 大阪府 豊中市 大阪大学 3
10 似顔絵を描くためだけに見つめ合う放課後あなたにとってはそれだけ 青木 日向子 兵庫県 西宮市 同志社大学 2
11 研究に話がすり替わっているたぶん宇宙に恋をしている 高坂 ほのか 鹿児島県 鹿児島市 鹿児島大学 3

第26回若山牧水青春短歌大賞佳作入選作品(一般の部)

  入選作品 氏名 都道府県 自治体名 学校名 学年
1 君だけの居場所を作るわたくしのこころに置いたビーズクッション 住吉 和歌子 北海道 札幌市    
2 コード付きイヤホンはもう懐かしい恋の形になってしまった 武市 小春 北海道 釧路市    
3 小説の誤植のように染み着いた君の背中が忘れられない 鶴田 真由 岩手県 北上市    
4 孫の顔見ないで死んだ父のよう墓石が月を肩車する 柏屋 敏秋 山形県 山形市    
5 含羞の翼たためる鳥のごと君やすらうや渋谷バス停 西城 町子 山形県 米沢市    
6 図書館に拡大読書器日曜日週に一度の嬉しき時間 伊東 伸也 福島県 須賀川市    
7 写真には映らぬものがあるように写真に映るこの街の海 奈路 侃 茨城県 つくば市    
8 湧き上がる入道雲を載せてゐる野口英世の髪型がいや 松田 早苗 茨城県 つくば市    
9 曼珠沙華楷書のような時を守り青空めがけすっくと立てり 舘野 浩子 茨城県 古河市    
10 じゃがいもを「だがいも!」と言う子の声に野菜売り場に温かな秋 坂上 くも 茨城県 ひたちなか市    
11 パパになり流線型を諦めて食パンみたいな車を買った 五十嵐 裕治 茨城県 那珂郡東海村    
12 鼻筋を君がなぞってゆくときの遠い汽水のような涼しさ 木村 竜也 栃木県 小山市    
13 廃線に果てなく続くたんぽぽのひかりを浴びて冬鬱を脱ぐ 久保 澄子 栃木県 那須塩原市    
14 レギュラーを決めねばならぬ先生へ覚悟できたとみなで伝える 金子 歩美 群馬県 吾妻郡東吾妻町    
15 夕闇に大きな嘘が隠されて雨の匂いにごまかされつつ 小林 俊之 埼玉県 さいたま市    
16 この川が止まって見えるくらいにはあなたのことが好きみたいです 大野 博司 埼玉県 春日部市    
17 橋脚の番号ごとに雨強く会えない理由増やしてしまう 田中 康士郎 埼玉県 加須市    
18 青春は例えば消した黒板や行った電車や通過した雨 東沖 和季 埼玉県 狭山市    
19 ハリネズミそう呼ばれてるぼくのままどこまでも行くシャープなままで 酒井 傑 埼玉県 所沢市    
20 婚の日の日向の浜の桜貝先立つ夫に一つ持たしぬ 清塚 茅香子 埼玉県 本庄市    
21 授業前君にもらったキャンディのカフェラテ味で解く方程式 秋山 楓 埼玉県 鴻巣市    
22 せっけんがちゅるって落ちて黒タイルまた惑星がしんでしまった 岡田 日瑠実 東京都 台東区    
23 聞き分けの良すぎる猫になるもんか二足歩行で綱渡りせむ 小野 史 東京都 足立区    
24 久々の我の帰省に父母のはしゃぎ疲れた優しい静けさ 服部 明日檜 東京都 大田区    
25 教室が海だったころどうしても欲しかった鍵つきの日記帳 夏山 栞 東京都 大田区    
26 ひとすじの汗がノートを濡らしゆく方程式も生の軌跡に 青山 将司 東京都 杉並区    
27 会う猫がみんな懐いて寄ってくる魔女見習いとバレちゃっている 齊藤 凪音 東京都 練馬区    
28 何がしか温もり欲しい文明がコンクリートを木に似せている  吉田 純志 東京都 西東京市    
29 電車にて本読む眼鏡内側に景色映りてちらちらと酔ふ 新村 衣里子 神奈川県 川崎市    
30 動く点Pになりたいもがくのもあがくのももうちょっと疲れた 十枝内 さおり 神奈川県 川崎市    
31 夏至の陽を浴びる熱帯植物園全ての花が垂直に咲く 砂月 七 神奈川県 横浜市    
32 太陽に退屈したらラガーシャツ脱いでわたしに逢いにおいでよ 合志 るる 神奈川県 横浜市    
33 八月のサーモンピンクの夕暮れに突っ込んでいく都バスの我等 杉本 ありさ 神奈川県 横浜市    
34 「この缶詰、おいしいですか?」わからないかもしれないが獣医師に訊く 友常 甘酢 神奈川県 横浜市    
35 花びらの散る速度もしもさよならを告げるあなたに頷くならば 小松 百合華 神奈川県 平塚市    
36 ほんとうはみえているんじゃないですかかなしいひとのこえのするよる 椿 美砂子 新潟県 五泉市    
37 雪だるまだったんだろう右横で寝ていた君が朝には居ない 竹内 一二 石川県 金沢市    
38 延岡は未だ行ったことのない未知の町いつか歩こう牧水の気持ちで 矢崎 稔 山梨県 中央市    
39 ビート板みたいに恋のばた足を練習させてくれた先輩 有賀 拓郎 長野県 長野市    
40 言いにくい名前ぶつぶつ繰り返す開会式の司会が迫る 前川 泰信 岐阜県 可児市    
41 お坊さん実はダンスが上手いとか妄想しつつ坐禅していた 田中 教平 静岡県 富士市    
42 取り替えたLEDに照らされてネギも私もアイドルみたい 海瀬 安紀子 静岡県 静岡市    
43 あまりにも命だらけだ 川沿いの緑道の蝉しぐれ蝉時雨 睦月 雪花 愛知県 名古屋市    
44 携帯の緊急地震速報がフリンフリンと聴こえる深夜 志村 紀昭 愛知県 名古屋市    
45 蛞蝓よ何も背負わぬ生き方は楽かそれとも心細いか 阿部 有紀子 三重県 津市    
46 スプーンをはなれ紅茶にダイブする速度が春だ金の蜂蜜 小山 肇美 三重県 松阪市    
47 いまにして思えば捨てた教科書に挟んであったはずだ青春 田中 朱理 三重県 伊賀市    
48 ああ、これが恋の病か冷静に借りたつもりのペン取り落とす  織畠 唯莉 三重県 亀山市    
49 分数の気持ちになって考えるなら数学を好きになるはず 千代 哲雄 滋賀県 守山市    
50 通学路イヤホンで聴くHip Hopうねるベースと工場の群れ 中井 都規子 京都府 京都市    
51 同じ明日が来るかは分からないからとかすみ草の束買っていく少女 岸野 由夏里 京都府 京都市    
52 真後ろで寝てるあなたを隠すため背筋伸ばして受けてる授業 篠 孝司 大阪府 大阪市    
53 棚の上掃除してたら懐かしい昔飼ってたインコの尾っぽ 中村 鈴奈 大阪府 豊中市    
54 宮崎に帰れば笑う曾祖母が今度は泣いて言うまた来てね 吉田 深優 大阪府 門真市    
55 いろはすのひどく柔らかなカラダを強く握ったあの日の後悔 中井 菜摘 大阪府 堺市    
56 教師など信じてないと吐き捨てた子が見せに来る愛娘の顔 城谷 望月 兵庫県 西宮市    
57 献体を決めしこの身に風呂からの帰りのような夕風が吹く 松下 孝裕 兵庫県 多可郡多可町    
58 町内会歯抜けのように退会す向かいの裏へ回覧とどけ 渡辺 勇三 奈良県 宇陀市    
59 冬の街寝癖つきしまま行くきみの髪はいつでも風の遊び場 大津 穂波 奈良県 大和郡山市    
60 毎日が君のピースで埋まってく猫が好きとかつらいのダメとか 小松原 美奈子 鳥取県 米子市    
61 こんな顔自分の中にある不思議ちょっとおまえと旅に出ようか 永禮 直義 岡山県 津山市    
62 入道雲頑固親父の顔になり優しいだけの母は錦雲 今津 茂 岡山県 津山市    
63 きみの背中までがひとつの風景だ教室の窓から見ていたら 箭田 儀一 広島県 広島市    
64 サビだけを口ずさんでた最後には別れてしまう曲だと知らずに 小高 由紀 広島県 広島市    
65 休み明けのたとえば月曜校内は空気のずれをこっそり直す 井ノ口 皓 山口県 光市    
66 写真でしか知らない僕の平和論と泥水を汲む戦地の子たち 磯谷 祐三 山口県 山陽小野田市    
67 ジャイアントコーンをかじる君の目に入りたくって悪態をつく 峯 菜実子 徳島県 徳島市    
68 花壇には花咲き乱れ湖底となる民家に最後の夏が過ぎゆく 吉永 賀代子 徳島県 阿南市    
69 鍵穴にカギ差し入れる向きだけで恋の行方を占う夏だ 樋口 淳一郎 香川県 高松市    
70 二十四の肋骨が守る心臓にイトモタヤスクきみがあふれつ 紺野 雨 愛媛県 松山市    
71 病床の父が求めし缶コーヒーうまいと告げて最期となりき 西本 明浩 高知県 安芸郡安田町    
72 まずまずの出来の焼きそば母と食べ父のことなど思い出すなり 齋藤 優子 福岡県 福岡市    
73 心にはそっと隙間をあけておく風が届けるあなたの匂い  中野 浩路 福岡県 福岡市    
74 思い出は年追うごとに美化されて四十余年で風景となる 宮宗 環 福岡県 春日市    
75 台風でパイナップルの工場がダメになり山ほどもらって食べた 古賀 由美子 佐賀県 唐津市    
76 3度目のデート近づく飛びやすい麦わら帽子ひとつください 泉 和也 熊本県 八代市    
77 退院が叶わなかった事知らず今も父待つスニーカーたち 川平 陽子 宮崎県 宮崎市    
78 ぜったいに草食系と言われてはシマウマとして歩く夜の道 佐々木 泰三 宮崎県 日向市    
79 さんざんに酔(ゑ)ひたる人のよろめきに購はれゆく苺大福 敦田 眞一 宮崎県 東臼杵郡美郷町    
80 還暦を共に迎えて過ごす日々あなたがいるからやさしく生きる 矢津田 美奈子 宮崎県 延岡市    
81 若者は本気と書いてマジと読むおじさんまじは打消しの意味 紀有野 束男 宮崎県 延岡市    

※お名前の漢字で環境依存文字(パソコン・スマホの機種によっては文字化けする可能性がある文字)等が入っている方々につきましては、本市HPで導入している音声ガイダンスシステムの都合上、常用漢字を使用しております。ご了承ください。 

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