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内藤記念館再整備 基本構想・基本計画を策定
このたび、本市では「内藤記念館再整備 基本構想・基本計画」を策定しましたので、公表します。
策定にあたって
これまで、市内の様々な分野の団体の代表者26名で構成する「内藤記念館再整備 基本構想・基本計画検討市民懇談会」、学識経験者5名で構成する「内藤記念館再整備 基本構想・基本計画検討専門者会議」を開催するとともに、3千人の市民の皆様へのアンケート調査やパブリックコメントを実施しました。
そこでいただいた市民の皆様や学識経験者の方々のご意見を踏まえ、新施設の必要性や求められる機能等について検討をおこない、策定しました。
基本構想・基本計画策定の目的
昭和38年に建設された市民会館 内藤記念館は、平成2~4年の改修工事により歴史民俗博物館としての機能を拡充してきたものの、収蔵スペースの不足や漏水、外壁の落下、展示室・収蔵庫の空調機器・照明器具の故障など、建物全般の老朽化の問題が近年顕著となり、施設の抜本的な対策が急務となっています。
また、次代を担う子ども達が、延岡への理解や愛着を深め、将来への夢や希望を持ち、未来を拓くきっかけを得ることができるような次世代教育の場としても、歴史民俗博物館としての機能を担う施設の存在は欠かせません。
さらに、高速道路整備が着々と進められている中で、延岡市が東九州の拠点都市として発展していくために、城山周辺整備の一環として、内藤記念館を新たな施設として再整備することは、全国に延岡の歴史・文化を広く情報発信し、交流人口の増大や経済の活性化を図るという点からも意義のある政策と言えます。
このたび策定した「内藤記念館再整備 基本構想・基本計画」は、本市が目指す新施設像を明らかにし、新施設建設の基本的な考え方を示すものであり、今後、基本設計・実施設計を進める際の指針となるものです。
なお、基本構想・基本計画に掲載している内観や各部屋の配置図は、施設計画検討のために作成したイメージであり、設計図ではありません。