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内藤記念館再整備事業
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更新日:2021年8月1日更新
延岡市では、再整備を進めている内藤記念館の建築基本設計概要を作成しました。
新たに建設する内藤記念館は、歴史民俗博物館として国の「公開承認施設」を目指し整備を進めています。
施設は、敷地全体に回遊性を持たせる配置にします。
コンセプト
延岡の歴史を学び継承し未来を創造する拠点へ
- 貴重な歴史資料を収集・保存・活用し継承
- 郷土への誇りや愛着を醸成
- 市民が積極的に活動し、交流する機会の提供
- 市内の歴史資料関連施設の拠点
- 魅力的な芸術作品や歴史資料を鑑賞できる展示会を開催
- 歴史と文化を観光に活かす
建設概要
場所
天神小路255番地1
敷地面積
8,820.35平方メートル
構造・規模
- 本棟
鉄筋コンクリート造2階建て
延べ面積 3,368平方メートル(現在の約2.4倍) - 和室棟
木造平屋
延べ面積
192平方メートル
※ 使用している各イメージ図は、基本設計作成時点のものです。
今後の実施設計により変更となる場合があります。
施設の詳細
本棟(1階)
- 東西両方向からアクセスでき、団体見学者が集まれるエントランスホールを確保し、エントランスでは「神話ゆかりの地」や「郷土芸能」などを紹介
- 美術展の開催が可能な企画展示室を設置
本棟(2階)
- 延岡の歴史をたどる平常展示室の設置
- 城山(延岡城跡)を望める展望ロビーの設置
- 時代別に住居などを復元し、当時の暮らしを体験できる「体験展示室」の設置
和室棟
茶道・華道など市民の文化活動・交流拠点となる和室棟を整備します。
- 日本庭園と一体となる整備を行い、憩いと交流の場を提供する
- 敷地東側の立木を 整理し、城山(延岡城跡)への展望を確保する
日本庭園
既存の植栽を活かし、格式ある日本庭園を再整備する
公開承認施設を目指した施設整備
新たに建設する内藤記念館は、国宝や重要文化財の公開に適した施設として文化庁が認める「公開承認施設」を目指し、整備を進めています。
公開承認施設となることで国内外の貴重な資料展示が可能となり、市民の皆さんに鑑賞の機会を提供することができます。
また、展示会にかかる経費の一部が補助されるなどのメリットがあります。
今年度の予定
平成29年度は、より詳細な「建築実施設計」「展示実施設計」を行います。
また、7月から進めている既存施設の解体作業が完了した後、埋蔵文化財の発掘調査を実施します。
その他、東側斜面と建設予定地の樹木を一部伐採します。
解体作業や樹木伐採などで、近隣にお住まいの皆さんには、ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。