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谷家所蔵の貨幣資料 4
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更新日:2022年4月1日更新
明治以降
明治時代の貨幣については、明治維新政府によって新たに鋳造された最高額貨幣である二十円金貨をはじめ一円銀貨、五十銭銀貨、二十銭銀貨などがあるが、一円銀貨が29枚もあり、これも江戸時代と同様、明治期における各家の隆盛を物語っている。
西郷札は、明治10年の西南の役の際、薩摩軍によって発行された軍票的な紙幣であり、薩摩軍の勢力の及んだ地域でなかば強制通用のかたちをとって使用された。
この点延岡の谷家に伝わったものとして注目される。
二十円金貨(1枚)
- 二十円金貨(明治3年)(1枚)
一円銀貨(29枚)
- 一円銀貨(29枚)
五十銭銀貨(5枚)
- 五十銭銀貨(明治4年)(2枚)
- 五十銭銀貨(明治31年竜)(1枚)
- 五十銭銀貨(明治40年旭)(2枚)
二十銭銀貨(1枚)
- 二十銭銀貨(明治31年竜)(1枚)
一銭銅貨(13枚)
- 一銭銅貨(明治8~18年竜)(1枚)
半銭銅貨(13枚)
- 半銭銅貨(明治6~20年竜)(13枚)
西郷札(2枚)
- 西郷札 捨円(1枚)
- 西郷札 五十銭(1枚)