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内藤家伝来の武具甲冑類 馬具12

印刷ページ表示 更新日:2022年4月1日更新

内藤家伝来(ないとうけ でんらい)
鯱濤文銀象嵌鐙(しゃちなみもんぎんぞうがんあぶみ)

馬具12

【時代】
江戸時代

【種類】
馬具(鐙)

【形状等】
高:26.2cm 幅:14.0cm
鉄地に銀象嵌で鯱濤文を表す。踏込朱塗。紋板に瓢箪の透かし。知多懸、紋板正面銀象嵌銘「岩城住正久作之」

【説明】
正面に銀の高肉象嵌で鯱を表し、紋板から笑、舌裏まで布目と彫り込み象嵌で波濤文様を描く。
紋板透は瓢箪。
紋板の正面には「岩城住正久作之」の銀象嵌銘が入る。踏込は朱塗りで、縁に銀の彫り込み象嵌で雲文様を表している。
象嵌鐙は近世に入り京都、知多、加賀、会津、仙台などで制作されたことが知られる。
作者正久については不明であるが、この鐙は内藤氏の前領地磐城平でも 象嵌鐙が制作されたことを示す貴重な資料で、大ぶりの地に銀象嵌で鯱と波濤文様をダイナミックに表した鐙である。