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内藤家伝来の武具甲冑類 甲冑 3
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更新日:2022年4月1日更新
伝内藤義英(ないとうよしふさ)所用
紺糸縅二枚胴具足(こんいとおどしにまいどうぐそく)
【時代】
江戸時代17~18世紀
【種類】
具足
【形状等】
兜
鉄黒漆塗六十二間筋兜、金覆輪筋、錣:鉄板札黒漆塗紺糸縅、前立:鍬形と日輪
頬当
目の下頬 鉄朱塗、顎下 鉄板札黒漆塗五段紺糸縅
胴
鉄革交ぜ本小札黒漆塗紺糸縅二枚胴
草摺
革本札黒漆塗七間五段下り
袖
大袖:革本札黒漆塗紺糸縅、冠板:鉄、笄金物・八双金物:赤銅唐草透に下り藤紋
籠手
小田籠手:鎖の間に下り藤、桔梗、剣酢奬紋をとじ付ける
佩楯
越中佩楯 七本篠
革足袋 1足
【説明】
内藤義英(1655~1733)所用と伝えられる具足。
義英は六代義泰の子で俳諧をよくした。
兜は鉄黒漆塗の六十二間筋兜。
胴は黒漆塗りの鉄革交ぜ本小札を紺糸で縅した二枚胴。
籠手は瓢籠手ともいわれる小田籠手。
佩楯は格子鎖に七本の篠を繋いだ越中佩楯である。