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第9回 若山牧水青春短歌大賞佳作入選作品(高校生部門)

印刷ページ表示 更新日:2021年12月14日更新
 
No. 入選作品 氏名 都道府県 市区町村 学校名 学年
1 上半身自然と裸になる男子うらやましく思う体育の後 富樫 菜美 山形県 最上郡真室川町 真室川高等学校 2
2 じめじめと汗かき工場で仕事してシャワーも浴びずに校門くぐる 香取 英明 茨城県 筑西市 下館第一高等学校(定時制) 2
3 学校がない日は淋しい定時制土曜も日曜もなければいいな 木村 紬美 茨城県 筑西市 下館第一高等学校(定時制) 2
4 外孫が高校受験する頃に私はなります卒業生に 野口 武男 茨城県 筑西市 下館第一高等学校(定時制) 2
5 朝六時家を出てから現場までの間に食べる車中朝食 川又 伸治 茨城県 筑西市 下館第一高等学校(定時制) 3
6 「姫百合の知らへぬ恋もあるものぞ」浮き雲仰いで繰り返し読む 坂入 一生 茨城県 筑西市 下館第一高等学校(定時制) 4
7 美容師の仕事すませて着替えしてほっと一息校門くぐる 保坂 雅織 茨城県 筑西市 下館第一高等学校(定時制) 4
8 生きることは大変だ本気で思うこの頃は少し切ない親父の背中 矢部 隼登 埼玉県 上尾市 上尾南高等学校 2
9 大切なあなたを遠くで見つめてるプライドなんかなければいいのに 今村 美保 埼玉県 上尾市 上尾南高等学校 2
10 雨の日に空に向かって絵を描いた水彩えのぐで晴れてる空を 石川 智裕 山梨県 甲府市 駿台甲府高等学校 1
11 人の居る改札口を通りたい無人駅今日も一人で通過 古田 真穂 長野県 飯田市 飯田女子高等学校 3
12 こいたちが尾びれをゆらし砂が舞う強い生き方してるのだなあ 草分 麻里 岐阜県 飛騨市 飛騨神岡高等学校 1
13 水遊び虹が出てきてはしゃいだら小さい頃に戻った気分 小池 優果 岐阜県 飛騨市 飛騨神岡高等学校 2
14 ありがとうあなたはいつも側にいた”いた”んじゃなくて”いさせてた”かな? 福井 ひとみ 岐阜県 飛騨市 飛騨神岡高等学校 2
15 何かあるたびに全てを図書室に持ち込んできた中三の冬 神田 詩織 岐阜県 飛騨市 飛騨神岡高等学校 2
16 その場ではうなずき笑いごまかして背負い込んでく自分の影を 石渡 優直 静岡県 御殿場市 御殿場南高等学校 2
17 甘酸っぱいラムネの中に閉じ込めたキラキラ光る夏の思い出 多良 菜摘 静岡県 御殿場市 御殿場南高等学校 2
18 どろ遊びした後みたいと母は言う部活の後の汚れた体育着 千葉 稜馬 静岡県 御殿場市 御殿場南高等学校 2
19 ことごとく海噛みちぎり泳げども空に届かず空を振り切る 澤田 耕希 愛知県 岡崎市 岡崎高等学校 1
20 かき氷いちごの味がかわいいと聞いてためした高二の夏 三田 紀穂 三重県 津市 津高等学校 2
21 足音が聞こえたと思い振り向くそこにはだれもいないんですよ 村田 悠 三重県 津市 津高等学校 2
22 通学路ひょっこり蛇が現れて「お先にどうぞ」「お先にどうぞ」 長縄 香穂 三重県 津市 津高等学校 2
23 さり気なく視線を送り電車を待つ反対側のホームに立つ君 岩田 雅大 三重県 津市 津高等学校 2
24 入学後ずっとはいてるスリッパは外側だけがぺんぺらぺんだ 杉本 絵令那 三重県 津市 津高等学校 2
25 自転車であなたと帰る田んぼ道ゆっくりゆっくりペダルをふむよ 山川 朋世 三重県 津市 津高等学校 1
26 青春とは『疲れを知らぬ若い時代』辞書の文字見てため息ひとつ 小林 祐太 三重県 津市 津高等学校 1
27 夏風にくるくる回る風車大五郎かよ、ええ、そうですよ 安田 有希 三重県 津市 津高等学校 1
28 あなわびし愚痴まで古語にしてみても悲しいかな点は上がらむ 山嵜 麻紗子 三重県 津市 津高等学校 1
29 今日あった出来事なんてはじけ飛ぶ自転車で下る長い坂道 橋本 葵 大阪府 寝屋川市 北かわち皐が丘高等学校 1
30 他人とは比較しなくていいんじゃない緑のカーテン風にゆれるよ 段田 裕介 鳥取県 鳥取市 鳥取商業高等学校 2
31 あなたまで何か届けてみたかっただから走って声だけ届けた 前嶋 優 鳥取県 鳥取市 鳥取商業高等学校 2
32 少しだけ足を止めたら見えたもの急ぐ人並みと足元の十円玉 大呂 加奈 鳥取県 鳥取市 鳥取商業高等学校 2
33 ひらひらと風に揺られるあたしの服あの思い出も全部知ってるんだ 森本 佳奈美 鳥取県 鳥取市 鳥取商業高等学校 2
34 ほっといて同じ毎日同じ人それでもここがあたしの居場所 石橋 史帆 鳥取県 鳥取市 鳥取商業高等学校 2
35 キャンバスに暖色をおいて広げゆく真夏に味わう小さな苦痛 櫃田 奈瑠美 広島県 広島市西区 広島観音高等学校 1
36 前日に捕ったとんぼが死んでいた命について考えた夏 大坪 俊介 福岡県 久留米市 明善高等学校 2
37 グラウンドにぽつんと立って空を見る小さな僕と一筋の雲 石橋 奈緒 福岡県 筑後市 八女高等学校 1
38 ストーブの小さな炎に顔を寄せふるさとの昔話聞いてる 彦面 翔平 長崎県 長崎市 長崎工業高等学校 3
39 1ミリの誤差に両目をとがらせる製図室は戦いの場 平井 翔太 長崎県 長崎市 長崎工業高等学校 3
40 かじかんだ手と心をひき締めて金属のレバー寝かせて始動 堀内 翔平 長崎県 長崎市 長崎工業高等学校 3
41 フライス盤とび散る熱い切りくずが冬の身体を熱く赤くする 宮地 駿介 長崎県 長崎市 長崎工業高等学校 3
42 実習中にぎりしめてる鉄材に体の暖を吸い込まれている 向井 建祐 長崎県 長崎市 長崎工業高等学校 3
43 実習服火花にかまれたキバの跡服の傷をつまんで洗う 宮島 卓也 長崎県 長崎市 長崎工業高等学校 3
44 火花散り作業服に開いた穴さらに自分に発破をかける 山下 大介 長崎県 長崎市 長崎工業高等学校 3
45 そで口に油のしみた作業着によく似た汗吸うシャツのえりくび 折原 光輔 長崎県 長崎市 長崎工業高等学校 3
46 赤青黄絵の具とばした実習服汚れた分だけ誇らしく思う 眞邉 萌花 長崎県 長崎市 長崎工業高等学校 3
47 旋盤で鉄を削りだす一瞬鼓動が聞こえ手に汗にぎる 山口 大貴 長崎県 長崎市 長崎工業高等学校 2
48 溶接は暴れる火花との戦い火花をなだめる技術が欲しいな 浅田 亮 長崎県 長崎市 長崎工業高等学校 2
49 一年生まだ慣れきれず靴先がキンチョウ感で光っている朝 中橋 教平 長崎県 長崎市 長崎工業高等学校 1
50 神経戦機械と対話続けつつ針の表示をしっかりと読む 中山 慎也 長崎県 長崎市 長崎工業高等学校 1
51 高空を一心不乱にこいのぼり尾を往来の空に跳ねてる 緒方 康二 長崎県 長崎市 長崎工業高等学校 1
52 初めての旋盤作業勇気出し鉄にチチッと刃を入れている 山本 俊貴 長崎県 長崎市 長崎工業高等学校 1
53 水色のセーラー服で駆け抜けた坂を今度はブレザーで行く 高里 和華(※) 沖縄県 那覇市 小禄高等学校 1
54 木の葉からぽつりぽつりとしずくたちぼくの世界を構成してる 吉田 双葉 宮崎県 宮崎市 日向学院高等学校 3
55 綱を引くあなたの真面目な顔を見て敵も味方もみんなひく 東川 正希 宮崎県 都城市 都城西高等学校 1

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