青春短歌大賞(3首)
部門 |
入賞作品 |
氏名 |
都道府県 |
市区町村 |
学校名 |
学年 |
小・中学生 |
本を借り母の落書かいまみて”原くん”と書く母の青春 |
寺井 綾乃 |
東京都 |
港区 |
聖心女子学院中等科 |
3 |
高校生 |
改札口君の背中を見送った世界でひとりになった気がした |
竹井 大記 |
宮崎県 |
宮崎市 |
宮崎南高等学校 |
1 |
大学生等・一般 |
じんとして脳までしびれる詩が欲しいたとえば傷に塩振るような |
宇井 久 |
大阪府 |
豊中市 |
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優秀賞(12首)
部門 |
入賞作品 |
氏名 |
都道府県 |
市区町村 |
学校名 |
学年 |
小学生 |
ぼんぼぼんぼぼぼぼぼぼぼぼぼんぼぼん花火がひびくよああきれいだな |
佐藤 広斗 |
宮崎県 |
延岡市 |
西小学校 |
3 |
まどべから富士山を手にのせてみる父と兄は今五合目あたり |
小田 将広 |
兵庫県 |
西宮市 |
高木小学校 |
4 |
消したいと思う今日でも生きているどんな今日でもそれがぼくの今日 |
坂井 泰法 |
新潟県 |
新潟市 |
万代長嶺小学校 |
4 |
中学生 |
授業中ドキッとするのは先生に君の名前が呼ばれたとき |
廣島 美令 |
静岡県 |
沼津市 |
加藤学園暁秀中学校 |
2 |
沈下橋身を投げ出して飛びこめばまだ宙にいる僕の身体 |
藤井 修平 |
京都府 |
京都市 |
立命館中学校 |
2 |
文化祭ヒトデの役をがんばった全然客に見られていない |
杉本 祐樹 |
宮崎県 |
延岡市 |
尚学館中学校 |
1 |
高校生 |
深爪のじんじん痛む左手のひとさし指の先に居る秋 |
北嶋 訓子 |
茨城県 |
筑西市 |
下館第一高等学校定時制 |
4 |
「いとかなし」古典の教科書閉じる時夜空に煌めく「十六夜」一つ |
儀間 修己 |
三重県 |
津市 |
津高等学校 |
2 |
夕暮れてとかげの青の淋しげにあたしは独り空を見ていた |
阿部 紫織 |
宮崎県 |
延岡市 |
延岡高等学校 |
3 |
大学等・一般 |
あの日から雨の降るのも照る月も花の咲くのも散るのも不思議 |
杉浦 久雄 |
愛知県 |
碧南市 |
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母のみで育ちし君はミシン踏む音がいちばん淋しいと云ふ |
安西 洋子 |
愛知県 |
半田市 |
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おばあちゃん私の足を踏んでますうんまあいいや午後のバスにて |
唐仁原 昌子 |
京都府 |
京都市 |
佛教大学 |
2 |
審査員特別賞 早稲田大学賞(3首)
部門 |
入賞作品 |
氏名 |
都道府県 |
市区町村 |
学校名 |
学年 |
河野裕子選 |
久しぶりこんな時間に会うなんてまたネコジャラシ持ってくるよ |
有田 直起 |
京都府 |
城陽市 |
西城陽高等学校 |
2 |
坪内稔典選 |
鑿を打つ手順幾度も反すうし仲間と製作図面見ている |
熊 明男 |
長崎県 |
長崎市 |
長崎工業高等学校 |
2 |
永田和宏選 |
今此処にしろつめ草といぬふぐり置いてきぼりは望むところと |
安田 武子 |
宮城県 |
亘理郡亘理町 |
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審査員特別賞 九州保健福祉大学賞(3首)
部門 |
入賞作品 |
氏名 |
都道府県 |
市区町村 |
学校名 |
学年 |
河野裕子選 |
まあるいまあるいしゃぼんだまそのなかにぼくがなんにんもいるよ |
中田 光紀 |
広島県 |
福山市 |
南小学校 |
1 |
坪内稔典選 |
庭の辺に卯の花咲けばひらひらと単独飛行の揚羽蝶来る |
平井 幸三 |
宮崎県 |
延岡市 |
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永田和宏選 |
黒板の文字を大きくされてみても分からないことが大きくなるだけ |
天田 和治 |
埼玉県 |
上尾市 |
上尾高等学校 |
2 |
審査員特別賞 延岡高等学校同窓会賞(3首)
部門 |
入賞作品 |
氏名 |
都道府県 |
市区町村 |
学校名 |
学年 |
河野裕子選 |
衣替えもう着ることのない夏服をしまうよ高校三年の秋 |
岩崎 久美子(※) |
宮崎県 |
高原町 |
高原高等学校 |
3 |
坪内稔典選 |
草原に僕はとびたつ地図のない白い草原に僕はとびたつ |
村永 涼 |
鹿児島県 |
鹿児島市 |
皇徳寺中学校 |
2 |
永田和宏選 |
訪れて真っ先に行くは落書きの場所僕が残した母校の壁に |
内海 大貴 |
静岡県 |
御殿場市 |
御殿場南高等学校 |
3 |
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