青春短歌大賞(3首)
部門 |
入賞作品 |
氏名 |
都道府県 |
市区町村 |
学校名 |
学年 |
小・中学生 |
夏服の背中のしわを気にしつつ九月最初の君におはよう |
高橋 昌子 |
山口県 |
小野田市 |
宇部フロンティア大学付属中学校 |
2 |
高校生 |
水平線をひざを抱えて眺めおり自分のことがわからなくなる |
竹崎 雅浩(※) |
奈良県 |
奈良市 |
奈良女子大学文学部付属中等教育学校 |
1 |
大学生等・一般 |
欠席の理由の欄に「プチうつ」と書きし生徒と話す憂鬱 |
渡辺 廣之 |
大阪府 |
大阪市 |
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優秀賞(12首)
部門 |
入賞作品 |
氏名 |
都道府県 |
市区町村 |
学校名 |
学年 |
小学生 |
いととんぼクローバーのくきにしがみつき六本の足こうごに動かす |
因 美咲 |
福岡県 |
久山町 |
山田小学校 |
3 |
とうさんのしごとを見たらすごかった大きなきかいをトラックにのせた |
川越 一文 |
宮崎県 |
三股町 |
長田小学校 |
2 |
ブランコでいっしょうけんめいこいでみたらもみじの木に足がとどくよ |
松田 みのり |
宮崎県 |
延岡市 |
黒岩小学校 |
4 |
中学生 |
君の声聞かぬふりして聞いている不器用だけどあの子が好きだ |
藤田 野乃華 |
宮崎県 |
都城市 |
中郷中学校 |
2 |
つまらない授業よりも青い空をながめているあなたが好き |
赤星 明穂 |
宮崎県 |
延岡市 |
南方中学校 |
1 |
ピアノとは普段は嫌いでひかないがテスト前だけひきたくなるもの |
山口 美希 |
宮崎県 |
延岡市 |
尚学館中学校 |
3 |
高校生 |
嘘ついてひとり抜けでた夏期講習まぶしく光る塾の看板 |
崔 庭敏 |
奈良県 |
奈良市 |
奈良女子大学文学部付属中等教育学校 |
1 |
最悪だへこんでいるのはこの気持ちついでに言うと後頭部もだ |
藪田 優太郎 |
京都府 |
京都市 |
嵯峨野高校 |
1 |
帰り道アゲハの後つけたどりつく道のはずれの夏みかんの木 |
平野 慶子 |
福岡県 |
福岡市 |
修猷館高校 |
1 |
大学生等・一般 |
ひきこもり続ける吾子が繰り返し読みゐるらしき牧水歌集 |
吉田 健一 |
福島県 |
いわき市 |
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三分粥ゆっくり食べてゐる夕べ生きたくもなし死にたくもなし |
水谷 茂 |
岐阜県 |
羽島市 |
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台風で落ちたる青栗集めてる父の背中にこもれびのさす |
山口 眞理子 |
愛媛県 |
松野町 |
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審査員特別賞 早稲田大学賞(3首)
部門 |
入賞作品 |
氏名 |
都道府県 |
市区町村 |
学校名 |
学年 |
天野祐吉選 |
我ながら嘘が下手だと思いつつ君と一緒に四つ角を曲がる |
下妻 俊政 |
岡山県 |
倉敷市 |
倉敷青陵高校 |
2 |
河野裕子選 |
風が吹いて木がさらさらとゆれているそのさらさらがとてもすずしいな |
宗 裕太郎 |
福岡県 |
古賀市 |
古賀北中学校 |
2 |
坪内稔典選 |
帰り道メールを打とうと開いたら画面に月の光が映る |
長尾 徳子 |
山口県 |
下関市 |
長府高校 |
2 |
審査員特別賞 九州保健福祉大学賞(3首)
部門 |
入賞作品 |
氏名 |
都道府県 |
市区町村 |
学校名 |
学年 |
天野祐吉選 |
我が日日は少し眠りて少し食べ少し働らきもの少し言ふ |
有賀 公代 |
宮崎県 |
都城市 |
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河野裕子選 |
独楽一つみつけて回す梅雨曇り昔むかしは帰ってこない |
横井 和幸 |
愛知県 |
佐屋町 |
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坪内稔典選 |
二十歳でも高校生をしているが人は人だし自分は自分 |
大野 竜太 |
茨城県 |
下館市 |
下館第一高校(定時制) |
4 |
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