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第1回 若山牧水青春短歌大賞 佳作入選作品(高校生の部)

印刷ページ表示 更新日:2021年12月10日更新

第1回 若山牧水青春短歌大賞佳作入選作品(高校生の部)

 
No. 入選作品 氏名 都道府県 市区町村 学校名 学年
1 信号機赤に変わったその時に君の掌が私をつかむ 野嵜 彩香 神奈川県 横浜市 鶴見女子高校 1
2 夢を見る忘れたくない夢の中自分が僕をのぞくこの夜 谷口 哲也 福井県 武生市 鯖江高校 1
3 たましいが机の中をころころところがっているようなビー玉一個 古川 絵美子 滋賀県 大津市 滋賀女子高校 1
4 ドロップと今日のイイことほおばってゆっくり帰る家までの道 田村 恵理 滋賀県 栗東町 滋賀女子高校 1
5 いつまでも君と話していたいんだ腕時計はしまっておこう 上島 陽 滋賀県 草津市 湖南農業高校 2
6 日曜日何にもなかった夕方は大きな雲を消えるまで見た 古本 竜一 大阪府 吹田市 吹田東高校 1
7 空回りしている僕を止めないできみはどこかに行ってしまった 辻野 教一 広島県 広島市 広島工業高校 1
8 けんかしたあなたの顔を大好きな青のえのぐをつかって描こう 山影 信恵 広島県 世羅西町 三和高校 2
9 どきどきと君を見るたび燃え上がるこのまま走れ夜の電車よ 有木 伴秀 山口県 下関市 下関西高校 2
10 「夢プラス努力イコール現実」の言葉と共に夢のひまわり 高橋 亮佑 山口県 下関市 下関西高校 2
11 鳴き出した蟬につられて上を向き塀から見下ろす猫と目が合う 相楽 美保子 福岡県 福岡市 筑紫女学園高校 1
12 ものいわぬ遺影の前には白い菊数本の中向き違う一本 井口 三輪 福岡県 福岡市 筑紫女学園高校 1
13 ふと空を仰ぐ私を包みこむやさしい雨は君と似ている 波多江 怜美 福岡県 福岡市 筑紫女学園高校 1
14 陽だまりにゆるりと流れる中津川コトリと置かれた湯のみがひとつ 倉岡 桂子 福岡県 福岡市 筑紫女学園高校 1
15 水槽の水に映ったあおい空かすかに夏の色残っている 中島 絵里子 福岡県 福岡市 筑紫女学園高校 1
16 虫の音と風の音する駅の朝皆はだまって電車を待ち居り 千住 香織 福岡県 福岡市 筑紫女学園高校 1
17 重いかと自分自身に問いかけてふふと笑って帰宅路をゆく 田中 陽子 福岡県 福岡市 筑紫女学園高校 1
18 夕日背に誰もいぬ家開けたとき外の光が中にさし込む 吉冨 知里 福岡県 大野城市 筑紫女学園高校 1
19 びしょぬれのタオルのような今日の空窓をふきつつ見上げる私 栗林 安澄 福岡県 小郡市 筑紫女学園高校 1
20 いつから自分自身を失って四角の箱から抜けだせぬ自分 江嵜 美和子 福岡県 八女市 八女農業高校 1
21 「愛してる」その一言が聞きたくて愛のつく歌ながしつづける 戸田 歩 長崎県 佐世保市 佐世保商業高校 3
22 バスの中くもりガラスをなぞる指紋の名前が大きく見えた 古川 あゆみ 長崎県 佐世保市 佐世保商業高校 3
23 いつもより早く着いた教室はだあれもいない朝日がさしてる 松永 純 熊本県 山鹿市 鹿本高校 3
24 城下にラッキーという名の鳥がいていつの間にやら消えてしまった 久保田 智之 大分県 日出町 別府鶴見丘高校 2
25 ひとつだけ教えてくれたおまじないする度浮かぶ亡き母の笑顔 永峰 幸代 宮崎県 宮崎市 宮崎女子高校 3
26 いつの日か君が読んでたその本をやっと見つけて読み終えられず 角田 あゆみ 宮崎県 清武町 宮崎女子高校 3
27 ねむそうにしばふの上にすわる猫そういや宿題やってないなぁ 深江 俊之 宮崎県 宮崎市 日向学院高校 2
28 黒板に書かれた文字はすぐに消えまたくりかえされて流れゆく瞬間 富永 麻友子 宮崎県 延岡市 延岡西高校 1
29 少しだけいつもと違う窓の外背伸びしている紅葉一本 中村 裕美 鹿児島県 大口市 大口明光学園 2
30 藍色の空にひとりで浮かぶ君私の眠りをそっと見守る 横山 美佳 鹿児島県 栗野町 大口明光学園 2