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延岡市民俗文化財指定について
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更新日:2025年3月31日更新
延岡市民俗文化財指定
令和7年3月28日に、延岡市内に伝承する神楽を延岡市の民俗文化財に指定し、各神楽保存会に指定書と保持団体認定書の交付を行ないました。
指定理由
本市を代表する民俗芸能のひとつである神楽は、合併前の各市町で伝承されるなど市域全体に見られる民俗芸能であり、それぞれが地域的な特色を持っている。また、伝承されている神楽の系統は多彩であり、伝承ルーツも様々である。伝承した時期などが不明なものも多いが、文献や資料等から、少なくとも各地域で江戸期に神楽が舞われていたことが分かる。
指定する神楽は保存会の地道な継承活動により守られてきたもので、一時的に衰退するものの、その伝統を守るために地域の方々が尽力し、復興させ継承に努めてきたものである。これらの神楽は、本市の信仰や、民俗行事、民俗芸能の推移を理解するために欠くことのできない貴重な民俗芸能である。
指定の名称および保持団体
名 称:延岡の神楽
技術保持団体:川坂神楽保存会、大峡神楽保存会、尾崎神楽保存会
名 称:北方の神楽
技術保持団体:早日渡神楽保存会、荒平神楽保存会、美々地神楽保存会、東之内神楽保存会
名 称:海岸地区の神楽
技術保持団体:市振神楽保存会
