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延岡市有形文化財 日高家住宅(赤水町)

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日高家住宅

日高家住宅とは

日高家住宅は、「日高式大敷網」の発明により、大成功をおさめた網元・日高亀市(ひだかかめいち)翁によって、明治29(1896)年に建てられました。

その後、大正3(1914)年に増築され、現況に近い規模になっています。

地元の人たちから「ブリ御殿」の愛称で親しまれており、延岡市の近代史を語る上で、非常に貴重な建物です。

延岡を代表する近代和風建築

日高家住宅は、金物を使用しない伝統的な工法で建てられた和風建築です。

幾層にも重なる屋根は入母屋(いりもや)と切妻(きりづま)の混構造で、重厚な雰囲気を醸しています。

一方、浴室の天井や階段の手すり、玄関のタイル張りなどに当時の洋風建築の意匠が取り入れられており、近代らしさが感じられる造りとなっています。

延岡市初となる建築物の指定

これまでに市が指定してきた有形文化財は84件あり、建築物では「日高家住宅」が初めての指定となります。

指定の理由は次のとおりです。

  1. 日高家住宅が延岡市に残る数少ない近代建築で、本市の近代史を語る上で非常に貴重な建物である。
  2. 赤水湾に浮かぶように建つその姿は、海と調和して美しい景観をつくりだしている。

※「日高家住宅」は、私有地のため、許可なく住宅内や敷地内の見学はできません。

問合せ

文化課Tel.22-7047