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2.県指定史跡 延岡市古墳第22号(菅原神社古墳)

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> 延岡市の文化財看板

2-延岡市古墳22号墳

県指定史跡 延岡市古墳第22号(菅原神社古墳) 所在地:稲葉崎町

昭和14(1939)年1月27日指定

 本古墳は、祝子(ほうり)川と北川が形成した沖積(ちゅうせき)平野に向けて長尾山から南に張り出した丘陵の縁辺部に築造されている。墳長約110メートルを測る県北最大の前方後円墳で、前方部長約77メートル、後円部径約33メートル、後円部の高さ約7メートルを測る。周囲にめぐる道路は古墳を取り囲んだ溝(周溝(しゅうこう))、あるいは堤(つつみ)(周堤(しゅうてい))の痕跡である可能性も指摘されており、その範囲を含めると150メートルを超える大古墳になるとみられる。

 古墳本体の調査歴はなく詳細は不明であるが、鏡が出土したとの言い伝えがある。また、過去の周辺調査や墳丘の土層確認により、旧地形を利用しつつ盛土することで築造されたことが判明している。

 本古墳は、同一丘陵の南側に存在していた古墳時代中期の前方後円墳や円墳で構成される樫山(かしやま)古墳群とも深い関係があったとみられ、古墳時代前期~中期に築造されたと考えられる。