ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 市民向け > 就学・教育 > 教育 > 11.市指定有形文化財 土持卒塔婆
現在地 トップページ > 分類でさがす > 市政情報 > 生涯学習・スポーツ・文化 > 文化財・歴史 > 11.市指定有形文化財 土持卒塔婆

本文

11.市指定有形文化財 土持卒塔婆

印刷ページ表示 更新日:2021年8月1日更新

延岡市の文化財看板

11.市指定有形文化財 土持卒塔婆

市指定有形文化財 土持(つちもち)卒塔婆(そとば) 所在地:吉野町

2000(平成12)年4月7日 指定

 卒塔婆は個人や先祖を供養する目的で建てられる。この土持卒塔婆は凝灰岩(ぎょうかいがん)製で高さ185センチメートル、最大幅37センチメートルを測り、四角柱を基調とした形状で、頂部は丸みを帯び、四隅に切り込みを入れることで五輪塔(ごりんとう)のように五段に分かれた形が表現されている。また四面の各段と基部に梵字(ぼんじ)が彫り込まれている。

正面には以下の戒名(かいみょう)、没年および建立年月日が刻まれている。

文明十四天

賀傳慶公居士 応仁三年閏十月十四日

慶阿大禅定門 康正四天正月二日

金昇大禅定尼 文明九年正月廿一日

見海正公大禅定尼 文正元年八月廿一日

七月十四日

 土持宣綱(つちもちのぶつな)夫妻や、その子である全繁(やすしげ)夫妻、計4名の戒名が刻まれていることから、土持氏により文明(ぶんめい)14(1482)年に建立された卒塔婆であることがわかる。