学校薬剤師報酬支給に係る源泉徴収票の「支払金額」及び「源泉徴収税額」欄の記載誤りについて

　学校薬剤師の報酬支給に係る源泉徴収票について、令和6年分の源泉徴収票（学校薬剤師14名分）の「支払金額」及び「源泉徴収税額」欄に誤記載が判明しましたので、ご報告いたします。

　対象者の方々をはじめ、市民の皆様に深くお詫び申し上げますとともに、今後の再発防止と適正な事務処理を徹底してまいります。

1．事案の概要

　学校薬剤師の報酬支給に係る源泉徴収票について、対象者からの依頼を受け、令和5年度分の勤務実績を確認しました。
　令和5年度分の実績に基づいて、令和6年4月に報酬をまとめて支払い、その報酬額については、令和7年1月に発行した源泉徴収票に記載されていますが、その源泉徴収票の「支払金額」及び「源泉徴収税額」欄に誤記載があることが判明しました。
　なお、実際の支給額及び源泉徴収額に誤りはありません。

2．発生原因

　学校薬剤師には学校医報酬として4月～翌年3月分の1会計年度分を翌年4月にまとめて支給し、支払い時に源泉徴収を行っています。
　源泉徴収票発行に際し、報酬等の支払いを行った課が、職員課へ源泉徴収を行った「支払金額」と「源泉徴収税額」を報告し、この報告資料をもとに源泉徴収票が発行されます。
　今回は教育委員会の組織再編の為、令和5年度分の報酬の支払いを組織再編前の所管課である保健体育課が令和6年4月に行い、令和6年4月分の報告資料の作成を現所管課の学校教育課が行いました。
　報告資料の作成段階において、保健体育課が作成していた報告資料データを受領し、学校教育課が支払った報酬の報告資料データと集約しましたが、その際に十分な確認作業を行わなかった結果、入れ違えて入力されたデータを職員課に提出し、源泉徴収票の「支払金額」と「源泉徴収税額」に記載誤りが生じてしまいました。​

3．対象人数

　14名

4．事案判明後の対応

　訪問及び電話にて対象者本人に直接謝罪を行うとともに、修正した源泉徴収票を再発行し対象者全員に交付済みです。
　またその際に、修正前の源泉徴収票で確定申告された方については、延岡税務署に確認のうえ、令和6年分の修正申告及び更正請求についての説明を行いました。住民税等についても関係課と対応しています。

5．再発防止対策

　毎月の所得税報告資料の入力後のデータ確認作業を報酬額積算資料・支払伝票と照合しながら、担当者、予算担当者、庶務担当者、予算担当係長など必ず3名以上の複数の職員で行い、再発防止を徹底しています。
　さらに源泉徴収票を対象者に発送する際も、すべての項目について担当者、予算担当者、庶務担当者、予算担当係長など必ず複数名の職員で確認を行います。​