九州中央自動車道「平底～蔵田間」における国の道路調査に関する市長コメント

　本日、国土交通省九州地方整備局から、九州中央自動車道（九州横断自動車道延岡線）の「平底～蔵田」間が概略ルートや構造の検討を行う「計画段階評価を進めるための調査」の対象区間に選定されたと発表がありました。

　これは新規事業化に必要な道路調査が一段階進むものであり、九州中央自動車道の全線開通に近づく大きな一歩となることから、大変喜ばしく思っております。

　国土交通省をはじめ関係者の皆様に御礼を申し上げますとともに、長年ご尽力を頂いております国会議員、県議会議員、沿線自治体、経済団体や道づくりを考える女性の会など、建設促進のためご協力いただいております皆様にあらためて敬意を表しますとともに、心より感謝申し上げます。

　九州の西側と東側を中央でつなぐ九州中央自動車道は、大規模災害発生時の人命救助や支援物資の輸送を支え、さらに救急救命医療施設への搬送時間短縮に大きく貢献する「命の道」であるとともに、沿線地域の活性化をはじめ、九州全体の産業・観光や国際競争力の向上など、九州の一体的な発展を図る上で極めて重要な役割を担う道路であります。

　延岡市といたしましては、行政、議会、民間等の各団体と引き続き連携を図りながら、九州中央自動車道の一日も早い全線開通に向け、力強く取り組んでまいります。

令和6年4月1日
延岡市長　読谷山　洋司