【延岡こども未来創造機構×延岡市】 「今を生きるこどもたちの自己肯定感を育むために ～二宮金次郎流人づくりの秘訣～」講演会を開催しました

　令和6年6月22日（土）に延岡市役所講堂で、講演会「今を生きるこどもたちの自己肯定感を育むために～二宮金次郎流人づくりの秘訣～」を開催し、小学生から社会人合わせて64名が参加しました。

　講師に、二宮金次郎の7代目子孫で、「親子をつなぐ学びのスペースリレイト」代表の中桐万里子氏を招いて、二宮金次郎の生涯と照らし合わせながら、たくさんの困難や失敗の中、二宮金次郎がどのような環境の中でどのような力を身につけていったかを紐解き、現代の子どもたちがたくましく生きゆくための大切なことを伝えていただきました。

　特に、子どもの成長と木の成長を重ねたお話では、たくさんのものさしを持って見守ることの尊さを説き、子どもたちと向き合う上で心に留めておきたい大切なことを学ぶことができました。また、中桐さんは、金次郎の銅像の足が必ず1歩前に出ていることに触れ、「どんな時もあきらめずに一歩前に出てほしい」と訴えました。

　参加者からは、「誰しも生きているだけで、どれだけ多くの愛情を受けてきたかということをあらためて感じました」や、「木の根っこの話が特に印象に残りました。子どもが困っているときにこそ、関わりをより深めようと思います」などの感想が寄せられ、多くの気づきやこれからの生き方にヒントをいただいた講演会でした。

中桐万里子氏講演会チラシ [PDFファイル／4.49MB]