【東京学芸大学教育インキュベーションセンター×慶應義塾大学SFC研究所プラットフォームデザインラボ×延岡こども未来創造機構×延岡市】 12/23～3/27まで「STEAMラボ」を開催しました

　令和5年12月23日から令和6年3月27日までの期間、全11回にわたって東京学芸大こども未来研究所の協力により「STEAMラボ」を開催し、市内の小学6年生から高校2年生までの11名が参加しました。

　「STEAMラボ」とは、東京学芸大こども未来研究所が提唱するSTEAM教育の「7つのプロセス」を用いて、自分自身の発想で、身のまわりの生活や社会の課題を見つけ出し、よりよい生活や社会にしていくための価値を創り出す力を身につけていくプロジェクトです。

　参加者は、自ら関心の高い社会課題として「まちの魅力化」と「交通」をテーマに設定し、2つのチームに分かれて地域の方や大学生、東京学芸大学の先生方と協力して探求活動に取り組み、最終日には、その活動過程や得られた成果などを発表し、東京学芸大学や慶應義塾大学の先生方からフィードバックをいただきました。

　参加者からは、「他人任せではなく自分が変えていこうという意識を持つ良いきっかけになった」や、「現状をしっかり調べることで問題が見えてくることが新しく分かった」などの感想が聞かれ、自分たちの「ありたい姿」を描いて実現に向けプロトタイプを作成していく今回の体験は、参加者にとって自信や主体性につながる貴重なものとなりました。