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おうち de タパス(6皿目)
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更新日:2021年8月1日更新
延岡の料理人と生産者が連携して、家庭で作れる本格タパス料理を教えます。
タパスとは、おつまみのように気軽に食べられる小皿料理です。
今回の食材「へべすブリ」
水揚げ前の約2カ月間、へべす(平兵衛酢)の乾燥粉末を餌に混ぜ与えた養殖ブリ。
北浦のきれいな海で1年かけて育てられ、臭みが少なくさっぱりとした脂が特徴です。
生産者
養殖生産グループ
- 有限会社丸正水産堀田洋さん(写真左)
- 有限会社中千代水産中田真まさとし稔さん(写真右)
- 有限会社丸八水産堀田翔平さん
へべすブリは通常のブリに比べて日持ちや栄養状態が良いことがわかりブランド化することができました。
今年はへべすの自家栽培にチャレンジしたいです!
へべすブリのぶり大根 調理時間約40分
材料(4人分)
- 大根…1/4本(甘みの強い頭部分を使う)
- ブリ…4切れ(160g程度)
- ブリの骨…少々(1~2個)
- 木の芽…適量
※ブリの骨はなくても構いません。
A
- だし…250cc
- 酒…100cc
- 砂糖…15g
- 濃口しょうゆ…50cc
- みりん…100cc
作り方
- 大根は皮をむき、厚さ3cmほどの半月切りにして、しばらく水にさらす。(アクが抜けやすくなる)
- ブリを厚さ2cm(40g)に切る。(ブリの下処理)
- 鍋にお湯を沸かし、沸騰したら若干火を弱めて静かにブリと骨を入れる。お湯にサッとくぐらせて取り出し、氷水に静かに入れる。(ブリの下処理)
- 指の腹を使い、ぬめりを流水でサッと流す。(ブリの下処理)
- 鍋にたっぷりの米のとぎ汁とご飯(または生米)をひとつまみ加えたものに1を入れ、中火で五~六分ぶ程度(芯が残る程度)に火が通ったら、火を止めて大根を鍋に入れたまま自然に冷ます。冷めたら水で表面を洗いしばらく水にさらす。
- 鍋に大根、ブリ、骨を入れ〔A〕を加える。強火にかけ沸騰したら中火にする。ブリが踊らないように、火加減を調整する。
- 煮汁が減って程よい色つやになったら、味を均一にするためにおたまで煮汁をまんべんなく回しかける。
- 程よい煮汁が残っており、照りが出てきたら火を止める。(途中で煮汁の味を見て、好みの味なら火を止めて構いません)
- 皿に盛り、木の芽を飾ればできあがり。
Point!
- ブリ大根は一度に食べきれる量だけを作る(何度も温め直さない)ほうがおいしく食べられます。
- 大根の下ゆでには、米のとぎ汁とご飯を入れるとしっとりとした仕上がりになります。とぎ汁が足りなければ水を加えてください。
- ブリの骨を入れると、照りが出ておいしく仕上がります。
今月の講師
日本料理匠(中央通)
高橋克己さん
基本を忘れずに、新しいものを取り入れつつ本質は崩さないように心がけています。
延岡の料理人や生産者、お客様との交流を大切にしていきたいです。
本格タパス料理教室「おうちdeタパス」参加者募集!
場所
エンクロス1階キッチンスペース
人数
8人程度
参加費
無料
5月の予定(終了)
5月15日(水曜)14時~
講師
「chezOnji」西園寺貴之さん
問い合わせ
東九州バスク化構想推進室Tel.34-7833
詳しくは、「エンクロスのホームページ<外部リンク>」または「東九州バスク化構想のホームページ<外部リンク>」をご覧ください。