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子どもの流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)のワクチンについて

印刷ページ表示 更新日:2023年2月14日更新

 延岡市では、平成26年4月から流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)のワクチンの予防接種費用の一部助成を行っています。

この予防接種は、予防接種法に基づく定期接種ではありません。接種を希望される人は「流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)のワクチンを接種される人へ」 [PDFファイル/250KB]および、このホームページの内容をよく読み、効果や副反応などを十分に理解した上で、かかりつけ医にご相談し、接種を判断ください。

流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)とは

 おたふくかぜは感染力の強いムンプスウイルスの感染によっておこる発熱と耳下腺の腫れを特徴とする病気です。耳下腺の腫れは痛みを伴うことから食欲がなくなります。ウイルスが全身の臓器や神経組織に入ると、無菌性髄膜炎や脳炎、難聴、精巣炎などの合併症をおこす可能性があり、特に難聴は聴力の回復は困難と言われており、おたふくかぜの合併症として最も警戒すべきものの一つです。保育所や幼稚園、小学校などの集団生活で感染する機会が多くなるため、集団生活を開始する前までにワクチンを接種することが望まれます。

ワクチンの説明

 おたふくかぜワクチンは生ワクチン(ウイルスの毒性を弱めて製剤化したもの)であり、皮下に注射します。ワクチン接種後、90%以上の人に抗体ができ、国内での流行時調査では、ワクチンの効果は80%程度と考えられています。ワクチンを受けていたにもかかわらず、発症した人のほとんどは、軽くすんでいます。

副反応

 副反応として、ワクチンを接種した部位の発赤や腫れ、おたふくかぜの様な症状(軽い発熱や耳下腺の腫れなど)が出ることがありますが、数日で軽快します。重大な副反応としては、まれにアナフィラキシー様症状(じんましんや呼吸困難、血管浮腫など)や急性血小板減少性紫斑病があります。おたふくかぜワクチンに特異的な副反応として、接種後2~3週間後に発熱・頭痛・嘔吐などがみられた時はワクチンによる無菌性髄膜炎の可能性があります。また、ワクチン接種による精巣炎や難聴は極めてまれです。

 

対象者及び接種回数

延岡市に住所を有し、住民基本台帳に登録されている人で、

1期: 1歳以上2歳未満の人に1回

2期: 5歳以上7歳未満であって、小学校入学前の1年間に1回

※既に流行性耳下腺炎に罹患したことがある人は対象外です。

※過去に流行性耳下腺炎の予防接種を受けたことがある人は既に接種した回数分の接種を受けたとみなします。

自己負担額

 1回 2,600円

実施場所

 子どもの予防接種の種類と実施医療機関一覧

予防接種当日に持参する物

  • 母子健康手帳
  • 予防接種手帳
  • 予診票(医療機関にあります)

 予診票の予備は保健センターや地域医療政策課にもありますので、必要な方はお問い合わせください。

 

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