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マダニに注意~宮崎県はSFTSの報告数が全国で最も多くなっています~

印刷ページ表示 更新日:2024年5月21日更新

野外活動では、マダニに咬まれないように注意しましょう

 マダニは、イエダニと違い、山や草むら・庭先などに生息しており、特に、春から秋にかけて活動が活発になります。

 マダニに咬まれると、「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」を発症することがあるため、特に春~秋の野外活動ではマダニに咬まれないように、注意が必要です。

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とは

 ウイルスを保有するマダニに咬まれることで感染します。

 咬まれた後、6日~2週間程度で発症し、重症化や死亡することもあります。

 宮崎県は毎年SFTSの報告があり、2013年の届出開始以降、累積報告数は全国で最多となっています。

 

【主な症状】 発熱(38度以上)、消化器症状(腹痛や下痢など)

 (まれに) 頭痛、筋肉痛、神経症状、リンパ節腫脹、出血症状

マダニに咬まれないための対策が重要

 SFTSの予防は、マダニに咬まれないようにすることが重要です。

 野外活動(キャンプ、公園あそび、除草作業など)をする際は、肌の露出が少ない服装や虫よけスプレー等、予防対策をしっかり行いましょう。

マダニに注意

帰宅後 ▶衣服を家の外で叩きマダニを家の中に持ち込まない

    ▶入浴・シャワーで吸着前にマダニを除去する

マダニに咬まれたときは・・・

 マダニに咬まれても痛みや痒みがない場合があります。

  • 吸血中のマダニに気付いたら無理に取ろうとせず、皮膚科や外科を受診しましょう。
  • 咬まれた後、3週間程度は体調に気をつけ、発熱や体のだるさなどの全身症状がある場合は、必ず医療機関を受診しましょう。

ペットの対策も大切

 ペットのSFTS感染や、まれに、発症したペットから人へ感染する事例も報告されています。次のことに気をつけましょう。

 □獣医師に相談のうえ、定期的にダニの駆除剤を使用する

 □散歩後はブラッシングし、マダニがついていないか確認する

 □ペットに触れた後は必ず手洗いする

 □ペットの体調に注意をはらい、体調不良の際には、動物病院を受診する

 

   宮崎県ホームページはこちら  ↓

 https://www.pref.miyazaki.lg.jp/yakumukansensho/kurashi/hoken/page00173.html<外部リンク>

 県作成リーフレット(蚊・ダニから身を守れ) [PDFファイル/4.62MB]

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