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インフルエンザの流行シーズンに入りました

印刷ページ表示 更新日:2025年10月8日更新

インフルエンザの流行シーズンに入りました

新型コロナウイルス感染症との同時流行を防ぐため、予防対策を徹底しましょう

インフルエンザとは

 インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。

季節性インフルエンザは流行性があり、いったん流行が始まると短期間に多くの人へ感染が拡がります。

日本では例年、12月~3月が流行シーズンですが、今年はすでに流行の兆しがみられているので、早めの予防対策が必要です。

 

 厚生労働省ホームページ↓

 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/infulenza/index.html<外部リンク>

インフルエンザの特徴・症状

 感染してから1~3日間程度の潜伏期間(感染した後、体内でウイルスが増えてきている状態)を経た後に、症状が出現します。

 38度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感(全身のだるさ)などの症状が、比較的急速に現れるのが特徴です。普通の風邪と同じように、のどの痛みや鼻汁、咳などの症状も見られます。

子どもや高齢者では、脳症や肺炎を併発するなど、重症化することがあるので注意が必要です。

 

 厚生労働省リーフレット [PDFファイル/594KB]

 インフルエンザ一問一答 [PDFファイル/452KB]

 宮崎県ホームページ(インフルエンザについて)↓

 https://www.pref.miyazaki.lg.jp/yakumukansensho/kurashi/hoken/20240314111625.html<外部リンク>

感染予防対策

 インフルエンザを予防する有効な方法は、以下のとおりです。

1 流行前の予防接種
 インフルエンザ予防接種は、発症する可能性を低減させる効果と、発症した場合の重症化防止に有効と報告されています。
 延岡市が行う65歳以上の高齢者への予防接種費用の助成(令和6年度)については、令和7年1月末で終了しました。
 個人的に予防接種を希望する場合は、かかりつけ医に直接ご相談をお願いします。

 

2 外出後(帰宅時)の手洗い
 流水・石けんによる手洗いは手指など体についたウイルスを物理的に除去するために有効です。また、インフルエンザに限らず、接触や飛沫感染などを経路とする感染症予防対策の基本です。インフルエンザウイルスには、アルコール製剤による手指消毒も効果があります。

 正しい手の洗い方 [PDFファイル/357KB]

 

3 適度な湿度の保持
 空気が乾燥すると気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使い適度な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。

 

4 十分な休養とバランスのとれた食事
 体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を心がけましょう。

 

5 人混みを極力さける
 特に、高齢者や基礎疾患のある人など重症化リスクの高い人は、人混みを避けるように心がけましょう。
 やむを得ず人混みに入る場合は、飛沫感染を一定程度防ぐことが出来る「不織布マスク」を着用することが防御対策の一つとして考えられます。

インフルエンザに罹ったかもしれない時

 季節性インフルエンザの症状は、新型コロナウイルス感染症の症状ととても似ています。インフルエンザ等が疑われる症状(38度以上の急な発熱、頭痛、関節痛など)が出た場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

発症後48時間以内であれば、抗インフルエンザウイルス薬が有効とされています。

自己判断せずに、まずは、身近な医療機関に電話で相談し、その指示に従って受診をお願いします。

受診する際のお願い

 個人差がありますが、発症後は3~7日間は鼻やのどからウイルスが排出されると言われています。
 周囲に感染を拡げないために以下の対策をお願いします。

  • 不織布マスクの着用
  • 必ず事前に医療機関に電話で相談する受診方法は医療機関の指示に従う。
  • できるだけ平日の日中に受診する(コンビニ受診を控える)

自宅で療養する際に気をつけること

1 十分な休養
 ウイルスの感染から少しでも早く体力を回復させるために、安静にして十分な休養をとりましょう。解熱するまでは、必要最低限(トイレや食事)以外は寝ていることが望ましいです。

 

2 必要に応じて解熱剤を使用
 高熱が続いて食事や水分が十分に摂れない場合は、脱水を起こしたり抵抗力が落ちてしまう危険があります。この場合は医師に処方された解熱剤を使うようにしましょう。市販薬を使用する場合は、必ず、医師または薬剤師に相談してください。

 

3 水分と栄養の補給
 高熱が続く場合、いつもより多くの水分が体の外に出てしまいますので、こまめな水分補給が必要です。お茶やお水だけでは必要なミネラルが摂れないため、経口補水液やスープ類を摂ることもお勧めします。イオン飲料については糖分も多いため、摂り過ぎないよう注意が必要です。
 食事は食べられるものを摂りましょう。消化の良いうどんやおかゆ、口当たりの良いゼリーやアイスクリームなど食べやすいものが良いです。
 どうしても口から食事や水分が摂れない場合は、医療機関で点滴を受けることも考えられます。特に、乳幼児や高齢者は脱水を起こしやすいので注意が必要です。半日以上何も口に出来ない(口にしても吐いたり下痢をしてしまう)場合は、医療機関に相談してください。

 

4 室内の保温・保湿
 ウイルスは低温・低湿度の条件で増えていきます。できるだけ、室温は20~25度、湿度は50~60%程度に保つようにしましょう。口やのどの乾燥を防ぐためには、マスクの着用が効果的です。

 

5 異常行動による事故の防止
 抗インフルエンザウイルス薬の服用の有無や種類にかかわらず、小児や未成年者では、異常行動に関連すると考えられる転落事故などが報告されています。発熱から少なくとも2日間は、事故の防止対策をお願いします。

 インフルエンザの患者さん・ご家族・周囲の方へ(厚生労働省) [PDFファイル/1.25MB] 

 

6 解熱後2日間は外出を控える
 個人差はありますが、発症後3~7日程度はウイルスを排出していると言われています。最低でも解熱後2日間は自宅で様子をみて、その後外出する際は不織布マスク着用をお願いします。無理をして学校や職場には行かないようにしましょう。

 

※現在、学校保健安全法では「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児は3日)を経過するまで」インフルエンザによる出席停止期間としています(ただし、病状により学校医その他の医師において感染のおそれがないと認めた時は、この限りではありません)。

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