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旭化成(株)延岡支社と骨粗しょう症予防等に関する連携協定を締結しました
協定式写真
旭化成株式会社延岡支社と延岡市は、2020(令和2)年12月22日に、「自分の足で100年歩ける健康長寿のまちづくり」に関する連携協定を締結しました。
これは、旭化成株式会社延岡支社に置かれている地域活性化推進グループの取組みの第一弾ともなります。
連携協定のねらい
高齢化に伴い、延岡市においても高齢者の健康を保つことは、大きな課題です。要介護に至る主な原因の一つには骨折や関節疾患があげられ、運動器(骨、筋肉、関節、神経)の機能維持は重要となります。
そのため、運動器、特に骨折の原因となる骨粗しょう症に着目し、高齢者のみならず現役世代から対策を進めていくことで、将来的には健康寿命の延伸につなげていきます。
また、旭化成株式会社が掲げる、「持続可能(サステナブル)な社会の実現」に貢献する取組みでもあります。
今後は、延岡市が協定を締結している国立循環器病研究センター、また宮崎大学・東京大学の協力を得ながら6年間を予定して調査研究および実地検証を進めていきます。
連携協定の目指す姿(長期的なビジョン)
延岡市の取り組み
現在、延岡市健康長寿推進市民会議および延岡市は2011年度から全市民を対象として「健康長寿のまちづくり市民運動」に取り組んでいます。
2020年に実施したアンケート結果では、週2回以上の運動習慣がある人は約45%、ロコモティブシンドロームの認知度は約67%と、市民運動の成果は着実に出ています。このような素地があることから、今回の協定における実地検証もスムーズに行えることが期待できます。
延岡市としても、今回の協定をきっかけとして、さらに効果的な取り組みの実現を目指します。
運動習慣のグラフ
ロコモの認知度のグラフ
(いずれも「健康長寿の取組み」アンケートより。29,077名が回答)