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地域で支え合う-これからの生活支援とは-

印刷ページ表示 更新日:2021年11月1日更新

問合せ:健康長寿のまちづくり課
Tel.22-7072 Fax.22-1347
Mail.[email protected]

住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けるために

介護を必要と感じている高齢者の割合が5・6%。これは、市が昨年1月に市内在住の65歳以上で、要介護1~5以外の人を対象にアンケートを行った結果です。3年前に実施した同様のアンケートの7・2%から1・6ポイント減り、市民の介護予防や自立支援・重度化防止の意識が高まっていることが分かります。

一方、買い物支援を利用したい人は4・1%から4・6%、配食サービスを利用したい人は7・4%から8%に増加し、普段の生活に関するちょっとした手助けを求めている人が増加しています。

これからの地域での支え合いの在り方とは

住み慣れた地域で暮らし続けるには地域での支え合いが必要不可欠です。

支え合いの在り方は地域によってさまざまで、ごみ出しや電球交換など普段の生活に関するちょっとした手助け、認知症の人などへの声掛けや見守りを積極的に行っている地域もあります。

今回は、その中でも地域で支え合う取り組みが盛んであり、有償ボランティアとして活動している2つの団体から話を伺いました。

NPO法人北浦お守り隊

サービスの詳細

  • サービス内容
    話し相手、家事手伝い、病院や買い物の付き添いなど
  • 利用料金
    500円/30分
  • 利用時間
    協力会員の対応可能な時間
  • 対象者
    北浦町在住の利用会員
  • 問い合わせ
    Tel.080-2773-1350
    (月~金の9時~17時)

北浦はひとつの家族

北浦町は人口もバスの便も減り、過疎化が進んでいます。助け合うシステムがないと住民が困るのではないかと考え、地域住民に問いかけ、お守り隊ができました。

これからは地域の人が地域の課題を自ら解決していくことが必要だと思っています。

また、「北浦はひとつの家族」ということをスローガンに掲げて活動しています。少人数で少人数を支えることは難しいですが、これからは、多くの人で多くの人を支えるということが大事だと考えています。

NPO法人北浦お守り隊 理事長 日高 利昭(ひだかとしあき)さん (北浦診療所所長)

NPO法人北浦お守り隊
理事長 日高 利昭(ひだかとしあき)さん
(北浦診療所所長)

アイライク南方

サービスの詳細

  • サービス内容
    話し相手、家事手伝い、病院や買い物の付き添いなど
  • 利用料金
    600円/1時間~
  • 利用時間
    月~金の9時30分~15時
  • 対象者
    南方東地区在住の利用会員
  • 問い合わせ
    Tel.070-7656-9372

地域への恩返し

子どもの頃から南方地域で生活し、地域への恩返しがしたいという思いから活動を開始しました。

地域の人が満足してもらうことを考えながら活動しており、笑顔になってくれるということが一番嬉しいです。

外出支援の際には、普段よりもおしゃれをする方もいて、外出支援ができるのもうれしいことのひとつです。

できるところから行っていき、活動の理解をより得られるように地域にもっとPRしていきたいです。

アイライク南方 会長 兒玉 靜雄(こだましずお)さん
アイライク南方
会長 兒玉 靜雄
(こだましずお)さん

また支援をお願いね
「また支援をお願いね」と言って頂いたり、喜んでくださるとうれしいです

NPO法人北浦お守り隊の支援の様子(部屋の掃除)の画像
NPO法人北浦お守り隊の支援の様子(部屋の掃除)

アイライク南方の支援の様子(外出支援)の画像
アイライク南方の支援の様子(外出支援)

支援が終わったら
支援が終わったら、利用時間内で話し相手などを行います

利用者と支援者からも話を伺いました

NPO 法人北浦お守り隊 支援会員 山下 時子(やましたときこ)さん
​NPO法人北浦お守り隊支援会員
山下 時子(やましたときこ)さん

夫を亡くして日々の生活が寂しかったので、気持ちを切り替えたくて支援を行うことに決めました。ボランティア経験はありませんでしたが、毎日行っていた家事がそのまま支援につながっています。

辛かったことはなく、帰るときにありがとうって手を握ってくれるのが一番うれしいです。楽しく活動させてもらっています。

アイライク南方 利用会員 最勝寺 波子(さいしょうじなみこ)さんの画像
​アイライク南方 利用会員最勝寺 波子(さいしょうじなみこ)さん

介護保険サービスに頼るのではなく、自分でできるところは自分で行い生活したかったので、アイライク南方の支援サービスはとても助かります。

外出する時、家の戸締りなどの支援をしてもらっています。

支援してくださるのが地域の人だから、安心してサービスを受けられ心強いです

このような地域での支え合いの取り組みは、高齢者の社会参加の機会や生きがいづくりにもなります。支援者側は自分の健康や介護予防のために、利用者側は上手にサービスを利用し、困りごとを解決しながら、できるところは自分で行うということが大切です。

延岡市でも、生活支援や生きがいづくりなどの活動を支援する次のような制度がありますので、地域で検討されるときはぜひご活用ください。(詳細は各課にお問合せください。)

市の支援制度

介護支援ボランティア制度

登録してある介護施設でボランティア活動を行った市内在住の65歳以上の人を対象に、ポイントを交付しています。

  • 1時間あたり100ポイント
  • 1000ポイント以上で換金できます。(100ポイント=100円)

問合せ

健康長寿のまちづくり課 Tel.22-7072

のべココ!地域資源情報サイト

ポランティア制度の登録施設や高齢者が利用できる支援サービスを調べることができます。

インターネット環境がない場合はお問い合わせください。

▲ QRコードの画像

▲QRコード

問合せ

健康長寿のまちづくり課 Tel.22-7072

地域交通支援補助金

市内の公共交通のサービス水準が低い地域で、通院、買い物など、地域住民の日常生活に必要な移動手段を地域住民が主体的に造り出し運営する活動に対し、補助金を交付しています。

  • 法律に基づく許可・登録を受けず、ボランティア(原則無償)で運送する場合。補助限度額100万円

問合せ

地域・離島・交通政策課 Tel.22-7039

市民まちづくり活動支援事業

公益活動やコミュニティ活動を新たに行う、市内に活動拠点を有する非営利活動団体などを対象に、活動の支援を行います。

(例年、4月に申請受付)

問合せ

経営政策課 Tel.22-7079

市が提案したテーマに対する公益的なまちづくり活動(市民延joy推進活動)への補助の場合

対象経費に対する補助率 申請可能年数 補助限度額
9月10日以内 最長2年 50万円/年

※令和2年度の募集要項です。募集はすでに終了しています。
令和3年度の募集要項は3月頃に公表する予定です。