ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

たばこについて

印刷ページ表示 更新日:2023年6月13日更新

 

禁煙などたばこに関する健康相談は、健康長寿課で受け付けています。また、禁煙を始めたい方には、禁煙外来もあります。あなたとあなたの大切な家族のために、禁煙を始めてみませんか?

禁煙治療に保険がつかえる医療機関 [PDFファイル/74KB]

禁煙支援薬剤師のいる薬局 [PDFファイル/91KB]

宮崎県禁煙サポートサイト<外部リンク>

喫煙による影響

 たばこを吸う人の死亡率は吸わない人より高く、日本では、現在喫煙に関連する病気で年間12~13万人が死亡していると推定されています。また、20歳よりも前に喫煙を始めると、男性は8年、女性は10年も短命になることが分かっています。

 厚生労働省の検討会報告書(2016年)によると、喫煙との関連が「確実」と判定された病気として、がんでは肺がんをはじめ、喉頭がん、食道がん、肝臓がん、胃がん、すい臓がん、子宮頸がんなどが報告されています。他にも、脳卒中、虚血性心疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、2型糖尿病、歯周病などの病気の原因にもなります。

受動喫煙による影響

 受動喫煙とは、“人が他人の喫煙によりたばこから発生した煙にさらされること"と定義されています。喫煙者が吸い込む煙と同じくらい、周囲の人が吸い込む煙は有害です。受動喫煙による日本人の肺がんリスクは約1.3倍になるなど、少しの煙でも、大きな健康被害を受けます。

健康増進法の一部を改正する法律について

 受動喫煙を防ぐために改正された健康増進法が、令和2年4月1日より施行されました。施行後は、多くの施設が原則屋内禁煙となります。また、施設だけでなく、ひとりひとりに喫煙する際の配慮義務が課されています。

詳しくは宮崎県健康増進課ホームページへ<外部リンク>

施設内禁煙のぼるくんポスター [PDFファイル/712KB]

受動喫煙防止対策の新しいルール

受動喫煙をなくす

多数の利用者がいる施設(飲食店、事務所、工場、商業施設、遊技場など)で、屋内は原則禁煙となります。※所定の要件に適合すれば、各種喫煙室の設置ができます。

 

子ども、患者などに特に配慮

多数の利用者がいる施設のうち、学校や病院、児童福祉施設などではすでに敷地内禁煙となっています。ただし、屋外には、必要な措置が取られた場所に限り、喫煙場所の設置ができます。

 

喫煙室がある場合は、必ず標識を掲示

喫煙可能な設備を持った施設には、指定された標識の掲示が義務付けられています。※20歳未満の人は、喫煙室への立ち入り禁止です。

 

禁煙による効果

 禁煙による健康改善は、若年で禁煙するほど効果がありますが、何歳からであっても遅すぎるということはありません。35~40歳までに禁煙すれば、元々喫煙しなかった人と同様の余命が期待できることや、50歳で禁煙しても6年長く、60歳なら3年寿命を延ばすことができるといわれています。

参考文献:厚生労働省禁煙支援マニュアル(第二次)増補改訂版 

 

Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)