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水質事故防止にご協力ください
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更新日:2021年8月1日更新
水質事故とは
油類や化学物質等が川に入り、上水道の水を取ることが出来なくなったり、魚などの生物が死んでしまう被害が発生する事故のことです。
水質事故は、工場・事業所等における機械等の故障や操作ミス、廃棄物の不法投棄、交通事故等が原因で、油類や化学物質の河川への流出によって発生します。
このような水質事故が発生すると、その規模や原因物質によっては、水道用水の供給や発電の停止、生態系の破壊等、社会生活や自然への重大な影響を広範囲に及ぼす場合があります。
延岡市の清らかで豊かな水環境を守るため、水質事故の未然防止にご協力をお願いします。
水質事故を防ぐために
事業者の方へ
- 油類や化学物質の取り扱いには十分注意し、貯油施設や化学物質を扱う施設がある場合は定期的に点検や従業員の研修を行いましょう。
- 万が一の漏洩に備え、オイルマット等を常備するだけでなく、防液堤や油水分離槽なども整備しましょう。
- 排水処理施設は定期的な点検・メンテナンスだけでなく、水質検査も実施することで異常の早期発見に努めましょう。
- 緊急連絡網を作成するほか、緊急対応時の体制を整備することで迅速な対応ができるようにしましょう。
- 不要となった油分や薬品は放置せず、速やかに処分しましょう。
- 油水分離槽・グリストラップのこまめに確認・清掃を行いましょう。
市民の皆さまへ
- 給油中はその場を離れず、キャップやバルブの閉め忘れに注意しましょう。
- 不要となった油、農薬、塗料などは適正に処分しましょう。
- 浄化槽の適正管理に努めましょう。
水質事故を起こしたら・見つけたら
水質事故は、早期対策により被害の拡大を防ぐことができます。
水質事故を起こした場合や見つけた場合は、生活環境課または延岡保健所、消防署まで連絡をお願いします。
電話で伝えてほしいこと
通報・連絡の際は、出動体制や処理体制をより万全なものとするため、次の情報をお寄せください。
- 事故を起こした場所または見つけた場所(川や橋の名前・目印となる建物など)
- 汚染物の種類(油・洗剤の泡など)
- 流出量(少し・たくさん)