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施設関係検査業務の入札における最低制限価格設定誤り 及びそれに伴う再入札の実施について
令和6年6月7日(金曜)に電子入札を執行した施設関係検査業務の入札において、入札終了後(落札者決定後)に、確認した結果、最低制限価格の設定誤りがあったことが判明しました。このため、再度改めて入札を行うこととしました。
関係事業者の方々並びに市民の皆様に対し、心からお詫び申し上げます。
1.入札を行った業務の概要
・廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づく3年ごとの法定検査
・次の施設の設備や装置等の劣化状況等の調査(精密機能検査業務)
(1)延岡市清掃工場(ごみ焼却施設)
(2)延岡市粗大ごみ処理施設(高速縦型回転リンググラインダ式破砕機)
2.最低制限価格による入札とは
・最低制限価格制度とは、契約の内容に適合した履行を確保するため、あらかじめ最低制限価格を設けた上で、予定価格の制限の範囲内の価格で最低制限価格以上の価格をもって申込みをした者のうち最低の価格をもって申込みをした者を落札者とするもの。
(地方自治法第234条第3項ただし書、地方自治法施行令第167条の10第2項)
3.本件入札、最低制限価格の設定誤りの経過・原因
・入札日時 令和6年6月7日(金曜)14:20開札
・委託業務の名称 延岡市ごみ処理施設精密機能検査業務委託
・予定価格 6,876,100円
・入札方法 指名競争入札(電子入札)
・指名事業者数 7者(今回と同種の業務を実施した実績があり、技術者要件を満たしている本市に登録のある事業者すべてを指名した。)
・誤りの内容 最低制限価格の算出に用いる所要人件費や所要経費を過少に算出してしまったため、本来設定すべき最低制限価格よりも低く設定してしまっていた。
4.対応
再度改めて入札を行うこととします。
なお、6月12日時点で落札者と決定された事業者様に対しては、既にお詫びと、説明を申し上げたところです。
5.再発防止策
・最低制限価格(入札書比較価格)決定のための参考資料(計算書;エクセル)において、誤りが生じないようエクセルの改良を施した。
・具体的には、「設計金額」と「入力金額の合計金額」を照合する仕組みを設けることにより、入力の間違いを確認するような様式に変更した。
(金額が一致していることを、作成画面や印刷した計算書で、目視確認できるよう改良した。)
6.総点検結果について
・他に同じような誤りがないか、データが残っている記録についてはすべて確認すべく、急遽、平成27年度から令和6年度本日までの間に入札を執行した、測量、建設コンサルタント、地質調査等のすべての建設関連業務について総点検を行った結果、本件以外には最低制限価格(入札書比較価格)の算定に誤りはありませんでした。