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これからの公共施設のあり方を考える ~第2回~
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更新日:2021年8月1日更新
~第2回~市内の公共施設はどのくらいあるの?
第1回の復習
市の持つ公共施設は、老朽化が進んでおり、今後多くの改修費用が見込まれます。
これからの施設維持や必要な費用などの問題に取り組むために、市では「公共施設維持管理計画」をつくりました。
これは、必要な行政サービスを残すことを前提に、最適な施設の保有量や配置を目指していく計画です。
市の公共施設ってどのくらいあるの?
公共施設のうち学校や公営住宅、スポーツ施設などの建築施設は333施設(1,412棟)あり、延床面積の合計は約59.2万平方メートルです。
市民一人当たり4.5平方メートルで、これは全国平均の3.4平方メートルより多い状況です。
どういう施設が多いの?
小中学校などの学校教育施設が19.1万平方メートルで全体の約32%と最も多く、次に公営住宅が16.5万平方メートルで全体の約28%です。
これらで全体の約6割を占めています。
古い施設が多いような気がするけど、いつごろ作られたものが多いの?
建設時期は、下のグラフのように、昭和40年代から平成10年ごろに集中しています。
古いものでは築50年が経ち、これから次々と改修や建て替えの時期を迎えます。
道路や下水道はどうなっているの?
道路や橋、上下水道などの「インフラ施設」と呼ばれる施設も、これまで多数整備してきました。
これらも維持管理に加えて、改修・更新が必要であり、多額の費用が必要となります。
まとめ
これから、改修や建て替えが必要な公共施設が増えることは避けられません。
限られた予算での公共施設管理が課題となっています。
次回は、公共施設を全て残した場合に必要な「費用」についてお伝えします。
問合せ
企画課 施設経営係 Tel.22-7075