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移住者インタビューvol.05 井上さん(熊本県)
友達と景色に惹かれて——延岡で見つけた私のちょうどいい暮らし
福岡県出身の私は、大学進学をきっかけに延岡市で4年間を過ごしました。
他県から入学する学生は少なく、最初は友達作りに苦労しましたが、県内出身の同級生と打ち解けるうちに、気づけば楽しい学生生活に。精神福祉士や社会福祉士の勉強に励みながら、友達と過ごす時間が何よりの思い出になりました。
阿蘇での6年間、そして移住を決意
卒業後は熊本県阿蘇市の病院に就職。自然豊かな環境で過ごしやすかったものの、大学時代のように気軽に会える友人もなく、休日は延岡に遊びに行くことが多くなっていました。
「やっぱり延岡がいい」——そう感じることが増え、昨年12月、移住を本格的に考え始めました。まずは仕事を決め、そのあと住まいを探しました。移住支援金の存在は友人の経験談で知りましたが、何よりも「延岡で働きたい」という気持ちが決め手でした。
延岡での新しい暮らし
移住を本格的に考えてから、約4か月後。現在は社会福祉士として病院・回復期病棟で勤務しています。休日はのんびりと過ごしながら、宮崎や延岡の景色、新しくできたお店を楽しんでいます。最近できた無印良品がオープンした時は、思わず嬉しくなりました。海も山も川も近く、街が“ぎゅっとつまっている”延岡は、車1台あればどこへでも行ける便利さが魅力。2時間ほど、足を延ばせば熊本や大分へも気軽に行けることも、住んでみてわかった延岡の魅力です。
延岡で暮らす喜び
延岡は、田舎すぎず都会すぎない“ちょうどいいまち”。大学時代の友達が今もいて、再会できたことも大きな安心感です。そんな友人たちと、今年「青島太平洋マラソン」でフルマラソンへの挑戦を計画。公私ともに充実した生活を送っています。新しい友人とのつながりもでき、これからもっと延岡のことを知っていきたいと思っています。「何もないけど、なんか好き」。そんな延岡の空気感が、自分には合っていると感じています。
これから移住を考える人へ
「まずは来てみることから始めてほしい」
― 延岡の魅力は、実際に訪れてこそ感じられます。都会と田舎のちょうど真ん中で、自分らしい暮らし方がきっと見つかります。
インタビューにご協力いただきありがとうございました!