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延岡市概要
城下町から中核都市へ
延岡市は、東九州に位置したまちです。九州山地を背に、清流五ヶ瀬川が貫流し、日向灘に面しています。
江戸時代、高橋、有馬、三浦、牧野、内藤の五氏の藩主が入れ代わり移封された延岡藩の城下町として栄え、その歴史と文化は今もなお受け継がれています。大正年間に入り、旭化成を中心とする工業都市となり、近年では、平成18年に《山の文化の北方町》、《海の文化の北浦町》、19年に《山と川の文化の北川町》との一市三町合併を経て、九州では二番目に広い面積を有し、人口約13万人の東九州の中核都市として発展しています。
市民協働のまち
延岡市のスローガンは《市民力》《地域力》《都市力》。
市民協働の力を結集して、ゴールデンゲームズinのべおか、のべおか天下一薪能、城山かぐらまつり、延岡西日本マラソンなど、さまざまなイベントを開催しています。
宮崎県北市町村と連携を図るため、「定住自立圏構想の中心市宣言」を行い、「国土形成計画」の「九州圏広域地方計画」における《基幹都市圏》に「延岡・日向都市圏」が位置付けられています。
アウトドアやスポーツに親しみやすい環境
東は環境省の快水浴場100選に認定された須美江海水浴場や、九州で唯一特選に選ばれた下阿蘇ビーチ等の太平洋に面し、サーフィンやスキューバダイビング、釣りなどが楽しめます。
西には九州最後の秘境と言われる大崩山、ロッククライミングのメッカ・比叡山など登山家をもうならせる名峰がそろい、市内を通って太平洋へと流れる清流では、カヌーや川遊びが盛んです。
また、多くのオリンピック選手を輩出している地元・旭化成の陸上部や柔道部の合宿のほか、サッカー「ベガルタ仙台」、大相撲「東関部屋」などのスポーツキャンプ・合宿が行われています。
海、山、川の新鮮で豊かな食材
海からは獲れたて伊勢海老や魚介類、県認定のひむか本サバ、延岡名物メヒカリ。山や大地からは椎茸や早堀たけのこ、自然薯(じねんじょ)、空飛ぶ新玉ねぎ、いつまでも瑞々しい新鮮野菜がいっぱいです。
延岡のソウルフードの代表はチキン南蛮です。一般的に知られるタルタルソースをつけたスタイルと、こだわりの甘酢ダレで味わうシンプルなスタイルが存在するのが特徴で、多くのお店でオリジナルな味を楽しめます。
水郷・延岡の鮎やなは300年以上続く漁法で、規模・漁獲量ともに日本最大級の「秋の風物詩」です。
ほかにも、あんかけ焼きそば、釜あげうどん、辛麺、あげみなど、延岡ならではのグルメがあり、また清流から生まれる日本酒、ビール、焼酎の3つの蔵の逸品も自慢です。