体験レポートvol.03　堀川さん(東京都)

自己紹介

• お名前　堀川　叙奈(ほりかわ　じょな)さん
• 現在の職業　NPO法人ひむか感動体験ワールド(通称：ノベ☆スタ)
  ノベ☆スタのホームページ＜外部リンク＞

いつ、どこから移住されましたか？

　平成29年3月に東京都豊島区から移住して来ました。

延岡に移住したきっかけは？

　移住の候補地を探していたところ、東京にある宮崎県の移住相談室で「自然と気候を考えるなら延岡もお勧めですよ」と紹介されました。
　ダイビングがしたかったこともあり、早速視察旅行で延岡を訪れたのですが、第一印象で「ここに決まりそうだな」という予感がありました。
　ダイビングは、(天候の事情で)海ではなく川で体験することになったのですが、川に着いて、その美しさと透明度にビックリ！！
　今まで見てきた川とは全く違う景色に心を奪われました。
　それが延岡に惹かれた最初のきっかけです。

延岡での生活の感想を聞かせてください。

　大自然の中で暮らしたい。でも仕事や生活、子どもの学校のことを考えると街の中の方が・・・。
　延岡市では、その望みを両方とも解決できています。
　市街地に居ながら昇る太陽が望め、窓を開けると野鳥のさえずりが聞こえ、ベランダには様々な昆虫が集まります。子どもの勉強がそっちのけになるのが心配ですけどね(^∀^)

　車を少し走らせれば、海・山・川の大自然をもっと満喫できるので、暮らし、趣味共に満足しています。

おすすめの遊び、観光スポットはありますか？

　いっぱいありすぎて困るくらいです。
　特に、泳いでいる熱帯魚が見られる浦城、川面に木々の緑が映る清流・小川(こがわ)、行縢山がお勧めです。
　延岡には体験できるところがたくさんありますね。

　地域ごとに異なる神楽も楽しんでいます。

おすすめのグルメ(延岡の食材、料理等)は？

　野菜・肉・魚、食材は全部新鮮で美味しいです。
　また、同じ肉でも宮崎牛やハーブ牛のように選択肢がたくさんあるのが嬉しいです。
　魚の大きさにもビックリしました。
　東京にいる頃、子どもは肉、魚をあまり食べなかったのですが、延岡に移住してから大好きになったようです。
　今では外食が減り、食生活から生活のリズムまで変わったと思います。

延岡ならではのエピソードを教えて下さい。

　娘の将来の夢は、動物に関わる仕事に就くことで、自然や動物、昆虫と触れ合うことが大好きです。
　そのため自然を守る活動をしている方々とも仲良しになりました。今年1月には、鹿の解体を見学させていただきました。解体をしながら、筋、骨の仕組みや筋肉の付き方などを説明してくださり、(親としては心配だったのですが)娘は真剣に見入っていましたよ。

　それから、延岡には読み方の難しい地名が沢山あって、最初のころは少し恥ずかしい思いをすることがありました。
　別府(びゅう)、平原(ひらばる)、祝子(ほうり)、行縢(むかばき)、天下(あもり)。
　漢字と読みが一致しなくて苦労しました(笑)

移住してよかったこと(気候のこと、人との交わり等でも結構です)

　太陽の国といわれることがよく分かります。暖かいし、朝干した洗濯物が昼には乾いていることが東京では考えられない。
　また空気がきれいなことも実感しています。

　延岡の人は穏やかですね。移住したばかりの頃でも、知り合いが全くいないのに安心して暮らせていました。

　他所では、観光目的や利便性から自然に手を加えたりするようですが、延岡の人たちは自然に合わせた暮らしを大切にしている、そこが素晴らしいと思います。

最後に、現在移住を考えている方々へのメッセージがありましたら。

　目的に沿った移住が大前提だと思いますが、実際に生活するとなると子どもの教育のこと、仕事のこと、住まいのことなど多くの課題があります。

　そこで大切なのが、移住への支援が充実しているかどうかです。
　延岡に決めた理由の一つにそれがあります。

　ハローワーク延岡では、就職相談だけではなく、資格に結びつく講座や観光など延岡ならではの学びにつながる講座を紹介いただきました。そのため、就労に関する心配がぬぐわれ、講座を通じて共に学ぶ友達もできました。

　また、市役所の移住定住推進室の方々もとても熱心で、初めて延岡に来た時も私たちの希望に合わせて案内ルートを変更してくれましたし、移住してからも親身になって相談にのってくれています。

　移住に関する補助金や制度は全国いろいろな市町村が取り組んでいるようですが、延岡市ではそれだけではなく、安心して地域に溶け込むことができる環境や人とのつながりがあると思います。