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のべおか偉人伝「化学工業の祖 野口 遵」
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更新日:2021年8月1日更新
化学工業の祖 野口 遵
野口遵は、大正12年にカザレー式アンモニア合成法を導入し、わが国で初めてアンモニアの工業化に成功しました。
五ヶ瀬川の水力発電を利用し、延岡の地に旭化成の前身会社である日本窒素肥料を設立しました。
カザレー式アンモニア合成装置
イタリアの科学者ルイギ・カザレー博士が発明した、水素と窒素からアンモニアを合成する製法をもとに、世界で初めて実用化に成功したアンモニア合成装置です。
現在、旭化成ケミカルズ薬品工場広場に展示されています。
平成5年9月に産業考古学会の推薦産業遺産平成15年10月に延岡市指定有形文化財平成19年11月に経済産業省近代化産業遺産平成21年10月に国立科学博物館未来技術遺産に、それぞれ認定されています。
旭化成延岡展示場
旭化成は、延岡の地で世界にはばたく企業へと大きく成長しました。
旭化成発展の歴史と、最先端技術をとりいれた数々の情報・製品が展示されています。
【アクセス】
JR延岡駅から車で約15分
お問合せ
旭化成Tel.0982-22-4100