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おうち de タパス(8皿目)
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更新日:2021年8月1日更新
延岡の料理人と生産者が連携して、家庭で作れる本格タパス料理を教えます。タパスとは、おつまみのように気軽に食べられる小皿料理です。
今月の食材「ガラエビ(標準和名:ミノエビ)」
深海300メートルほどに生息している、甘みと旨味がある非常においしい小型のエビです。群れで行動せず、まとめて獲るのが難しいため、流通量は少ないです。
生産者
北浦漁業協同組合
左:吉田 優作さん(大和丸)
中央:吉田 健司さん(健勝丸)
右:波越 勇太さん(千織丸)
私たちは漁師歴が3年~6年と若手です。これからも延岡の新鮮な海の幸をみなさんの食卓へお届けします!
ガラエビのビスク(調理時間30分)
材料(4人前)
- エビ…250g
- 生米(またはご飯)…30g
- 玉ねぎ…1/2個
- ニンジン…1/4本
- バター…40g
- ブイヨン(魚または鶏)…360cc
- トマト(小)…1個
- ブランデー(VO)…20cc
- 白ワイン…20cc
- 牛乳…300cc
- 塩…少々
- カイエンヌペッパー…少々
仕上げ用
生クリーム(ホイップ用)…適量
A
- 生クリーム…300cc
- バター…60g
作り方
- エビは軽く水洗いし、水気を切る。
- バター(20g)をフライパンに入れエビを殻ごと炒める。バターを全体にいきわたせるように炒め、エビが色づいてきたらブランデーでフランベし、次に白ワインで、もう一度フランベする。
- 玉ねぎ、ニンジンを薄切りにする。鍋に残りのバター(20g)を入れ、弱火で玉ねぎ、ニンジンを色づけないようにしんなり炒める。
- 3に沸かしたブイヨン、ざっくりと切ったトマト、塩、カイエンヌペッパー、生米を加え、生米がやわらかくなるまで中火で煮込む。(ご飯の場合は10分程度煮込む)
- 熱いままの4をミキサーにかけ、牛乳を加える。ボウルにザルを重ねてこしたら、火にかけて軽く温め、もう一度こす。
- 5に[A]を加えバターが溶けたらカップに注ぐ。氷水を入れたボウルに、生クリームを入れたボウルを重ね、五分立て程度の硬さにし、ホイップした生クリームをカップの上にのせ、オーブンで生クリームに焦げ目がつく程度に焼いたら完成。
- 1回目のフランベは、アルコール度が高いお酒のブランデーからすることにより旨味を閉じ込め、2回目は白ワインを使ってフランベすることにより、鍋に残った旨味などをまとめます。
- こす時に上からエビを押さえつけすぎるとエグ味がでるので、あまり押さえつけないようにしましょう。
今月の講師
chezOnji(本町)
西園寺 貴之さん
「志摩観光ホテル」元総支配人・総料理長の高橋忠之シェフの元で働き、シェフの「火を通して新鮮、形を変えて自然」という言葉を今でも忘れずに、シェ・オンジでしか食べられない料理と時間を提供していきたいです。
本格タパス料理教室「おうちdeタパス」参加者募集!
詳しくは、「エンクロスのホームページ<外部リンク>」または「東九州バスク化構想のホームページ<外部リンク>」をご覧ください。延岡市駅前複合施設エンクロスでプロの料理人と生産者が教える、本格タパス料理教室「おうちdeタパス」が毎月1回程度開催されています。
問い合わせ
東九州バスク化構想推進室Tel.34-7833