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>郷土の味
平成7年、全国各地で地域に密着したビール会社が誕生。
株式会社ニシダのひでじビール醸造所(行縢町)も平成8年に設立されました。ビール事業部責任者の永野さん(現 宮崎ひでじビール株式会社 代表取締役)に地ビールづくりのこだわりを伺いました。
「設立当初は試行錯誤の連続でした。
地ビールの本元である欧州から技術の導入を図るなど、品質改善へ手探りの状態が続きました。
研究を続けていく最中、日本で作る地ビールは、湿気の多さや空気中の微生物など環境がヨーロッパと違うため、このままでは、同じ品質を作ることは不可能との結論になりました。
手ごたえを感じ始めたのは平成18年。日本でもまれな『ビール酵母純粋自家培養技術』を導入。
この技術導入と併せて、ビール生産ラインは無菌状態に保ち、また、生産過程でもかまや冷却機を分解し、何度も洗浄するなど高い品質にこだわってきました。
この成果もあり、ビールのコンテストで数々の賞を受賞し、激戦区のピルスナー部門で2009年、日本一に輝いています」と思いを話します。
同醸造所では「ビールを造るのは職人ではなく酵母です。
酵母をどれだけ活躍させられるか」をモットーに酵母を生かした宮崎らしい商品の開発へ意欲をみせていました。
同醸造所では、平日の10時〜17時まで見学を無料で行っています。
事前の申し込みが必要です。
Tel.0982-39-0090