昔、川や田んぼ、家の周り、いたるところで見られたホタルは、今は少なくなりつつありますが、北川町は全国でも有数のゲンジボタル群棲地のひとつ。深い山があって、大きな森が育ち、美しい水が流れる。そんな自然環境が、ホタルをしっかり守り、育てています。
5月下旬から6月初旬の最盛期には、視界いっぱいに広がる無数のホタルが、流域のそこかしこで鑑賞できます。
その光のウェーブは、「山が動く。」と形容されるほどのすごさ。初めて見る人は、目の前で繰り広げられる光景に、思わず息をのみ、立ちつくしてしまいます。
北川町は、ホタルを町のシンボルにして森林や河川を守り、ホタルの里づくりに取り組んできました。
ホタルの館は、そんなまちづくりを象徴する建物です。
「自然を慈しむ心を育てる。」をテーマに掲げ、資料展示室、ホタル飼育室、研修室等を設けています。
同敷地内の運動公園と一緒に利用すれば、スポーツ合宿、研修等に最適です。
また、ホタルの館に隣接して、川舟の館があります。
昭和初期、町の林産物は、帆かけ舟に積み、北川を下って延岡市の東海港まで運んでいました。
舟は当時、川上から川下に大量に荷物を運ぶ、最も有効な輸送手段でした。
川舟の館には、昔の帆かけ舟をはじめ、鮎漁に使用した鮎かけ舟などを復元し、歴史資料として展示しています。
小・中学生:50円
高校生以上:100円
研修:1時間につき540円
宿泊:大人1,080円、子供540円(1人1泊につき)
(車)東九州道北川インターから約15分
延岡市中心部から約25分
(JR)北川駅〜徒歩15分
※JRをご利用の場合は、JR延岡駅にお問い合わせください。
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ホタルの館・川舟の館
Tel.0982-24-6022(ホタルの宿)